SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

地震計誤作動で近畿2府4県の電車停止

地震計の誤作動により、近畿2府4県に影響を与える各列車が停まってしまったんだそうな。
滋賀県高島市にある近江今津駅地震計が誤った震度を伝え、「在来線地震情報早期伝達システム」が作動。約600本の電車が30分近く遅れ、25万人の乗客に影響が出たそうです。
なんでも、震度6程度で250ガルという単位の数値何だそうですが、なんと4000近い値になっていたんだそうです。なんだか判りませんが、こんな揺れを観測した時点で電車はとっくに脱線していそうですね……。

9日午後8時22分ごろ、滋賀県高島市のJR湖西線近江今津駅に設置された地震計が誤作動し、各列車に緊急停止を求める信号が無線で流れた。このため京阪神地区を中心に近畿2府4県の広い範囲で、新幹線を除く在来線22路線が一時運転を見合わせた。

ちょっと気になたので「ガル」について調べてみました。
地震の強さを表す単位として、マグニチュードが有名ですが、ガルというのはあまり聞きませんよね。どうやら地震の揺れを加速度として表した単位みたいです。

震度 内容 ガル
震度0 人体には感じず地震計に記録される程度。 0.8ガル以下
震度1 注していないと気づかない程度の揺れ。 0.8〜2.5ガル
震度2 大勢の人が揺れを感じる。 2.5〜8.0ガル
震度3 家屋が揺れ、物が揺れる。 8.0〜25ガル
震度4 物が落ちたり、人が外に飛び出す程の揺れ。 25〜80ガル
震度5 壁や石垣等が崩れる程の揺れ。 80〜250ガル
震度6 家屋の倒壊は30%以下。立っていることができない。 250〜400ガル
震度7 家屋の倒壊は30%以上で山崩れや地割れが起きる。 400ガル以上


4000ガルがどんなにとんでもないかがおわかりいただけただろうか(笑)。
とても重要なシステムだとは思いますが、こういった誤作動などでオオカミ少年のようになってしまわないかが心配ですね。