2011第19戦ブラジル予選結果

はい、今年度のF1も最後となるブラジル・インテルラゴスの最終戦です。
フリー走行では特に雨が降りませんでしたが、なにやら不穏な空気。雨が降るかも知れないという予選です。
余談ですが、リウッツィが黒板のような素材のヘルメットを着用しており、チョークで自由に色を変えられるんだそうな。子供の落書きみたいになっちゃってますが、面白い試みだと思います。

インテルラゴス・サーキット

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■Ｆ１第19戦ブラジル予選結果

早速、予選の結果ですが、またベッテルのポール。ほぼ同条件であるはずのウェバーは今期完敗でした。そんなウェバーもマクラーレンの追随を振りほどいて２番手。これはレッドブルがずっと望んでいた結果で、ウェバーも評価されたんじゃないでしょうか。
また、アロンソ対マッサ、シューマッハ対ロズベルグについても明らか。ここまで来て判るのは、シューマッハはその実力から近年のF1マシンをうまく乗りこなす事が出来ていないようです。また、マッサも同様でしょう。タイヤの使い方やそもそものドライビングの感が少なくともアロンソよりも劣っているようです。運とかチームの作戦の違いかも……と短絡的にならず見守ってきましたが、誰がなんと言ってもこれは明らかです。
可夢偉はQ2敗退の16番手。
また粘りの走りでポイント圏内フィニッシュしてくれそうですが、開幕からの予選上位のパフォーマンスはありません。ＳＡＴＯＸが少ない情報から分析するに、ザウバーの調子が悪いというよりも、周りのチームのパフォーマンスが向上したんだと思います。レッドブルが導入して他チームがコピーして流行したエキゾーストを使った高ダウンフォース化のシステム(ブロウンデフューザ)がザウバーにはありません。
一部のチームが尚早に導入してマシンを燃やしたりもしていましたが、資金の少ないザウバーは導入できなかったんです。
その点、来期は禁止となるので均衡化が計られる事になります。
来期はフェラーリが運用し始めたＦダクトに似たフロントウィング内に気流を発生する仕組みが流行りそうな予感ですね。

順位	ドライバ	チーム	Q1	Q2	Q3
1	S.ベッテル	■レッドブル	1:13.664	1:12.446	1:11.918
2	M.ウェバー	■レッドブル	1:13.467	1:12.658	1:12.099
3	J.バトン	■マクラーレン	1:13.281	1:12.820	1:12.283
4	L.ハミルトン	■マクラーレン	1:13.361	1:12.811	1:12.480
5	F.アロンソ	■フェラーリ	1:13.969	1:12.870	1:12.591
6	N.ロズベルグ	■メルセデスGP	1:14.083	1:12.569	1:13.050
7	F.マッサ	■フェラーリ	1:14.269	1:13.291	1:13.068
8	A.スーティル	■フォースインディア	1:13.480	1:13.261	1:13.298
9	B.セナ	■ルノー	1:14.453	1:13.300	1:13.761
10	M.シューマッハ	■メルセデスGP	1:13.694	1:13.571
11	P.ディ・レスタ	■フォースインディア	1:13.733	1:13.584
12	R.バリチェロ	■ウィリアムズ	1:14.417	1:13.801
13	H.アルグエルスアリ	■トロ・ロッソ	1:14.225	1:13.804
14	S.ブエミ	■トロ・ロッソ	1:14.500	1:13.919
15	V.ペトロフ	■ルノー	1:13.859	1:14.053
16	小林可夢偉	□ザウバー	1:14.571	1:14.129
17	S.ペレス	□ザウバー	1:14.430	1:14.182
18	P.マルドナード	■ウィリアムズ	1:14.625
19	H.コバライネン	■ロータス	1:15.068
20	J.トゥルーリ	■ロータス	1:15.358
21	V.リウッツィ	□ヒスパニア	1:16.631
22	D.リチャルド	□ヒスパニア	1:16.890
23	J.ダンブロシオ	■ヴァージン	1:17.019
24	T.グロック	■ヴァージン	1:17.060

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