SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

相変わらず危険な韓国のコースエントリ

去年も何でこんなところからと思っていたのですが、韓国国際サーキットでピットの出口でマシン同士が接触してしまう事故がありました。
2回目のフリー走行ロズベルグが第2コーナー付近でスライド、ピットから出ようとしたアルグエスアリと接触してしまったわけで、これはそもそものコースレイアウト的に問題があるようです。ちなみに金曜日は雨でした。
車は第1コーナーに向けて減速、第2に掛けてイン側を抜けつつ加速するのを想定してると思いますが、グリップが悪いとアウト側に膨らむのでピットから入ってくる車にぶつかる可能性があり、ピットから出るマシンはコース上の車を避けるには停まるコース外に出るほかなく、なんだか危険なんですね。


というわけでピットの出口でマシンが出るときに信号を出して、第2コーナーにつっこんでくるマシンに警告するようにするんだそうな。それにしてもスリッピーな状況だと車はすぐには止まれませんから、危険である事には代わりありません。
ピット出口をストレート側に持って行って、白線ゾーンをアウト側に別途設けた方が良いかなぁと思います。
去年もフリー走行でコース上の危険な箇所をドライバーに指摘され、改修。来年は大丈夫と言っていたんですよね……。

ニコ・ロズベルグハイメ・アルグエルスアリのような衝突の再発防止のため、韓国のサーキットでは他のドライバーがピットから出てくるときに、メインストレートの信号でドライバーに警告する予定である。

このサーキット、ヘルマン・ティルケというドイツ人が設計したんだそうですで、一応、ヤスマリーナやセパン、バーレーンのデザイン、A1リンクや富士スピードウェイの改修などを手がけているそうです。
なのになんだか野暮ったいデザインですよね。
しかもオーバーテイクしにくく、退屈であまり評判は良くないようです。