webOS終了

webOS終了で感慨深くなってしまう人はどれくらいいるもんでしょうか。
webOSとは、iOSやAndroid OSのような携帯端末向けのOSなわけですが、歴史をさかのぼれば、過去人気を博したPalm OSの流れを組んだOSなんです。
そんなwebOSはPalm社が開発したものですがPalm社としても紆余曲折あってその終着点がHPによる買収。なんとも寂しい流れだったのですが、HPならwebOSに日の目を見させてくれるのではという淡い期待を抱いていました。
ところが、今回、HPはwebOS事業の開発打ち切りを発表したわけです。

米Hewlett-Packard（以下、HP）は18日（米国時間）、PC部門の分離を検討していることを発表した。同日も発表された2011年度第3四半期決算の中で明らかにしたもの。今後は、法人向け事業にリソースを集中させるため、事業のスピンオフ、あるいは売却などを今後1年〜1年半で検討する。

「HP TouchPad」というwebOS搭載端末は発売されましたが、HPはwebOSがこの先利益を生まないと踏んだんでしょう。残念です。
以前、この日記のネタで「webOSはHPのPCからデュアルブートで起動出来るような、お手軽OSとして活躍するのでは？」と思っていたのですが、それも難しいんですかね。
HPはPC関連の事業を分離するそうなんだそうで、売却なども検討しているそうです。大手企業のPC事業撤退などが目立っていますよね。