SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

女王エビと働きエビ

アリやハチの世界に「女王」であったり、「女王の世話」をしたり、「兵隊」の役割がある事が知られていますが、なんとエビにも同様の役割があることが分かったんだそうな。
つまり「女王エビ」「働きエビ」「兵隊エビ」がいるんだって。
体長数センチのテッポウエビを調べていたところ、約300の群れの中で卵を産むのは「女王エビ」だけであることを発見。その周りの「働きエビ」は女王にエサを運び、「兵隊エビ」は群れを守る行動をとるんだそうな。
10年以上前に発表されていたんだそうですが、改めて神戸市の動物園が起案した賞が研究者に贈られたんだって。

ハチやアリだけでなく、エビの世界にも「女王エビ」や「働きエビ」が――。群れの中で役割を分担し、高度な社会生活を営む生物が海中にもいることを発見した米国の海洋生態学者に、神戸市立須磨海浜水族園が設けた第1回「神戸賞」が贈られる。

余談ですが、ハチ界の働きバチは全てメスなんだそうです。女王の世話をしているのはオスと思ってましたが、違うんですね。
その働きバチとしてのメスは子孫を残す力は失っており、その役割は女王蜂が果たすわけです。
一方のオスは交尾だけが唯一の仕事で、それを終えるとあっという間に死んでしまうんだって。なんだか儚いですね(笑)。