SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

関西人はなぜマグロを食べないのか

あまり気にしたことはなかったのですが、関東の人に比べ関西の人はマグロを食べないんだそうな。
そもそも関西ではマグロは売れず、その売り上げの1割程度しか占めない。一方、タイなどの白身魚が多いんだそうな。特に近畿地方でタイを購入する量は関東と比べると3倍も多いんだって。
SATOXなんぞは関東に住んでいるので分かるのですが、刺身と言えばもうマグロ1択が普通です。もちろん白身も食べますが、白身だけの切り身はスーパーの鮮魚コーナーでも片隅に並んでいる程度です。
以下、タイとマグロの消費量です。(2人以上の世帯)

  タイ マグロ 合計
近畿 1000グラム 1600グラム 2600グラム
全国平均 800グラム 2400グラム 3200グラム
関東 300グラム 3500グラム 3800グラム


これを見ると関東の人が特に魚を食べているようですね。また、関西の方はタイなどの白身魚の消費量が多いことからマグロを食べないと判断されているようです。「マグロを食べない」と言っても、さすがにタイよりマグロの方が多い模様。

東京に比べて赤身の魚が少ない――。大阪に赴任して2カ月、市場を回っていてそう気付いた。実際、関西ではマグロの消費量が全国平均を下回る一方で、タイやヒラメなど白身魚の売り上げは多いという。この違いはどうしてだろう。

ちなみに、関西でマグロの消費量が少ないのは、瀬戸内海が広がっておりタイなどが多く捕れるのと、関西の軟水と昆布だしに白身の魚がよく合うからではないか、とのことです。なるほどねぇ。
余談ですが、中国人がマグロの美味しさにやっと気づき、太平洋で取れるマグロを買い占めているそうです。マグロの高騰などで日本人のクチにマグロが運ばれなくなる日がもしかしたら来るのかもしれません……。
中国バブル……まだ気配はないんですかね。