SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

国内で180年分のレアメタル発見

ほぼ中国からの輸入に頼り問題となっているレアメタルについて、180年分の量となる鉱床を国内で発見したんだそうな。その鉱物は「アンチモン」というものなんだそうですが、繊維を燃えにくくする難燃剤や半導体に使われるものなんだって。
ただし、この鉱物が見つかったのは鹿児島湾の海底で強い毒性があることから安易に掘り出すと海洋汚染を引き起こすとのことなので、新しい技術でもない限り掘り出せないとのことです。
また、この鉱物の含有量はおよそ6%であり、中国での岩石からの含有量0.5%に比べると12倍効率的なんだそうな。

9割以上を中国からの輸入に頼る希少金属レアメタル)の一種「アンチモン」の鉱床を、岡山大や東京大などのグループが鹿児島湾の海底で発見した。

まぁとにかくほとんど中国に依存していたというのは問題ですよね。
アルミニウムのように技術の進歩で製造できてしまうことやレアメタルを使わない技術の開発やブラジルやロシアなどからレアメタルを輸入する計画が挙がっていますが、いやでもそのような道を模索していかないと、輸出産業で潤ってきた日本が世界から見放されてしまうかもしれません。