SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

ソニーのネット不正アクセス問題

連日ニュースになっていますが、「PlayStation Network」と「Qriocity」に不正アクセスがあり、情報が漏洩した問題で、ソニーが謝罪したんだそうな。
巨大なネットワーク事業の危うさとセキュリティ認識の甘さに対する問題がこれまで以上に浮き彫りになりそうです。
ソニーはこの問題に対し、アカウント保有者に一部のゲームやサービスを無料で提供することで謝意を表すとのことですが、不安が払拭されないこの状況をソニーはなんとかしないといけません。
今回の被害についてはファイアーウォールが突破され、以下の情報が不正に漏れた可能性があるとのことです。

  • アカウント情報
  • 住所
  • 氏名
  • パスワード/オンラインID
  • クレジットカード情報

ただし、ソニーの発表情報を信じるのであれば、クレジットカード情報は暗号化されており、さらにデータベースから読み込まれた形跡はないそうで、今のところ不正利用されたという報告もないそうです。

ソニーは2011年5月1日、ネットサービス利用者のアカウント情報などが漏えいした問題について記者会見し、システムのファイアーウォールが破られていたことを明らかにした。

この問題で、個人的に一番問題だと思うのは、ソニーが運営していたサーバが既知の問題を抱えたまま放置されていたという点。つまり、メンテナンスをしっかり行いパッチを当てていれば、防ぐことができた問題かもしれないということで、この代償はかなり大きかったですよね。
ちなみに、クレジットカード情報など、大事な情報をネットサービスで行っている限りどんなサイトでも同じ問題が起きる可能性はゼロではないわけで、もしかしたら中小規模のサイトではクレジットカード情報がだだ漏れだったりするかも知れませんよね……なんて怖いことを言ってみたりして。