というわけで、アメリカサンフランシスコで開催されたGDC2011のGoogleセッションでもらったGoogle Chrome Notebook Cr-48をご紹介します。
GDC2011ではGoogleのセッションがあったのですが、参加者全員に配布されました。
恐らく１台３万円くらいするものだと思いますが、Googleさん、太っ腹です。この他にも、Android端末Nexus SとMOTOROLA XOOMのいずれかを配布しており、ＳＡＴＯＸはAndroid3.0タブレットのXOOMをゲットしてしまいました。こちらは原価でも４万円くらいするのではないでしょうかね。
これがCr-48の箱。ホテルで撮った写真です。
Cr-48の外観は全くの無地。文字が１文字も書いてないマッドブラック。
ぱかっと開けるとこんな感じ。
キーボードや外観は何となく白MacBook Proに似てます。
優先LANはなく、無線LAN、ウェブカメラ、USB、D-sub出力が付いてます。実はAT&T回線が２年間、月100MBが無料で使える3G WANも内蔵。ATOMプロセッサ＋SSDです。
噂のTABキーの代わりに検索ボタン、音量、明るさ、最大化などの専用キーがあります。
起動するとこんな画面になります。
しばらくするとGoogleアカウントの入力画面になり、入力するとChromeが起動します。
起動すると画面一杯にGoogle Chromeのブラウザ画面。
この日記もあっという間に表示できました。
Chrome OSの設定もこのブラウザから行います。ちょっと奇妙な感じですが、この画面(ブラウザ)を閉じるという概念すらありません。
Chrome OSの情報。
WebGLのデモも表示できました。
さて、ソニーがVAIO Chromeを出すなんていう噂もありますが、このChrome OSは本当にブラウザのChromeの機能しかないため、Googleサービスに馴染みのない方には使いづらいと通り越して使えない端末かと思います。
それでも、近年いわゆるネットワーク上にファイル(ドキュメント)を置くような使い方が主流になっており、ＳＡＴＯＸはこれをクラウドと言うのは嫌いなのですが、いわゆる「クラウド化」が進んでおり、そのようなサービスで十分な人にとっては最適な端末と言えるかもしれません。
