H-IIB２号機、打ち上げ成功

１月２２日、H-IIBロケット２号機の打ち上げに成功したんだそうな。
今回の打ち上げは国際宇宙ステーションへ物資を運ぶのが目的。「こうのとり」と呼ばれるHTV2が搭載されており、無事に予定周回軌道に放出されました。
ちなみに、H-IIBは現在日本で実運用されている最も打ち上げ能力の高いロケットです。

14:37:57	種子島宇宙センターからリフトオフ
2分6秒後	SRB-A第一ペア分離
2分9秒後	SRB-A第二ペア分離
5分58秒後	第一段ロケット分離
15分13秒後	HTV2分離

今後「こうのとり2号機」は国際宇宙ステーション（ISS）に接近し、1月28日（金）にISSと結合する予定です。
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H-IIBの打ち上げは同じくHTV1を打ち上げた１号機に次ぐ２回目となるわけですが、２回中２回と100%打ち上げに成功しています。安定してますね。
また、今回第２段ロケットを自由落下ではなく、目的の一に落下させるための制御落下実験を行ったとのこと。分離後、再度エンジンを燃焼させ、予定通りの位置に落下できたとのことです。日々日本のロケット技術は進化しているんですね。

国際宇宙ステーション（ＩＳＳ）に物資を届ける無人補給機「こうのとり（ＨＴＶ）」２号機を載せた国産最強型ロケット「Ｈ２Ｂ」２号機が２２日午後２時３７分５７秒、鹿児島県の宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸＡ）種子島宇宙センターから打ち上げられた。Ｈ２Ｂは約１５分後にこうのとりを予定軌道に投入し、打ち上げは成功した。こうのとりは２８日にＩＳＳにドッキングする予定。

HTV-2には約５トンの物資が搭載されており、日本の実験棟である「きぼう」に設置する実験装置や長期滞在する予定の古川聡さんの特別な宇宙食、滞在中の飛行士の日用品などが含まれるようです。
とは言え、国際宇宙ステーションに欠かせない物資の補給をH-IIBが担えることは２回の成功で証明されたのではないでしょうか。