SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

読みにくいフォントほど情報の記憶が残る

読みにくいフォントほどその読んだ記憶が残るんだそうです。
「読みにくいフォントは学習する内容を実際より難しく感じさせ、それにより生徒はより深く注意を払って学習するようになるのではないか」としているそうですが、果たしてどうなんでしょうね。
SATOX的には難しくさせるというよりも、もっと単純に読みにくいものを読もうとするので、覚えるだけじゃないかと思うわけです。

教科書や参考書などを選ぶ際は、内容だけでなくフォントまで吟味して選ぶべきなのかもしれません。

プリンストン大学の研究によると、文章を読んでそこから得られる新しい情報を覚えたり概念を学ぶときには、すらすらと苦労なく読める「読みやすいフォント」より、解読にちょっと苦労するような「読みにくいフォント」で読んだ内容の方が記憶に残りやすいそうです。

記事にもありますが、読みにくいものを読むのは大変なので、読むのを諦めてしまうケースもあるでしょう。
また、本当に知りたい情報であれば注意深く読むはずなので、例えば広告のようなものにこの仕組みを利用するのには無理があるんじゃないですかね。
余談ですが、読みやすいフォント、読みにくいフォントという意味でコンピュータの文字の「アンチエイリアス」というものがあります。
SATOXは結構昔からパソコンで遊んでいたので、いわゆるドットバイドットのくっきりした文字が読みやすいと感じているのですが、最近は文字のフチに中間色を置いたアンチエイリアスが施された文字をよく見かけます。……なんて言ったものの、最近はDPIが増えてきたので気にならなくなってきたかもしれません。解像度の荒いディスプレイでアンチを掛けると、文字がボケているように見えるんですよね。