週末の午後、ゲームでもやろうとPS3の電源を入れようとしたわけです。
初代PS3なので「ぴっ」という軌道音と共に「ふおおおーん」という壮絶なファンの音がして起動するのですが、このときは違いました。
ふおおおーん……しゅるるるる。
緑のランプが一瞬黄色、そして赤ランプがずっと点滅。
「はっはーん、ご冗談を」とばかりに電源を落としてから再び起動して見るも、全く同じ赤ランプ点滅状態に。
PS3の中にはこれまで遊んできたゲームのセーブデータ、それからディスクトレイの中には中断していた「ニーアレプリカント」のディスクが……。PS3にはディスクを強制排出する物理的な装置がありません。つまり、PS3が一切起動しないこの状況……ディスクが取り出せないわけなんです。
PS3が壊れるといろいろ終わる
さて、前置きはこのぐらいにして、PS3が壊れるといろいろ終わるという話。torneの録画予約情報もセーブデータ扱いなので、あっさり消えます。
絶句。
これらのデータを別のPS3で復活させようと、PS3のHDDを別のPS3に入れ替えても中のデータは認識されず、フォーマットを要求されます。
torneで外付けHDDに録画していたとしても、元PS3の個体IDが異なるため映像ファイルが認識されません。
PS3が壊れても復活できるデータ
PS3が壊れても復活できるデータは以下の通りです。- PlayStation Networkアカウントにまつわる情報
- トロフィーデータ
- まいにちいっしょの週刊化時のセーブデータ
購入したゲームなんかは再ダウンロード可能です。まぁこの点は安心。トロフィーデータもPlayStation Network上に保存されているので問題なし。
まいにちいっしょについては最新データは消えてしまいましたが、どうやら日刊→週刊されるときに転送したセーブデータから引き継げるようです。
バックアップ
意気消沈のSATOXですけども、PS3にはバックアップ機能が付いています。まぁ常日頃バックアップしておけば良かったということですけども、なかなかねぇ。バックアップしたデータであれば異なるPS3にリストアして利用することが出来ます。
メモリースティック、SDカード、コンパクトフラッシュ、HDD(FAT32)などにバックアップしておくことが出来ます。
バックアップ時の注意点としては以下のものがあるそうです。
- コピー不可のデータはリストアできない
- システムのバージョンが異なるとリストアできない
ちなみに壊れたPS3は修理に出す予定ですが、基盤交換となる場合、別のPS3(別個体ID)になってしまうのと等価であるため、ハードディスクの初期化を行う必要があるそうです……。
ソニーで修理するんだから、データの再暗号化ぐらいやって欲しいものです。
以下、新型PS3の良い点と悪い点を。
良い点
- 静音 --- これに尽きます。とても静かになりました。省電力化も。
- 省スペース --- 小さく軽くなった。
悪い点
CFスロットやSACD再生も廃止されていますが、個人的に全く影響ありません。コスト削減のためPS2互換機能はまぁ仕方がないとして、USBが少なくなってしまったのはかなり痛いです。torneは内蔵されるともっとうれしいですが、せめてtorne用に背面USBを増やして欲しいです。
ちなみに、HDDは60GBから250GBに装填していたので、あえて320GBモデルを買いました。
新型PS3(160GB)とtorne付きをご紹介。
後半のはtorneも設置できる便利なスタンドとPS3一体型のUSBハブ&リーダー。ハブはバスパワー化しないとPS3コントローラの充電が出来ないので注意です。外付けHDDはUSB連動電源タイプがお勧めです。
PS3+torne&PSPは最強です。リモートで録り溜めたビデオをPSPで観ることが出来るため、お風呂で楽しめます。インターネット経由では見られませんので注意。
あー、なんでPS3壊れちゃったのよっ!