SATOXのシテオク日記

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任天堂、9月期最終赤字20億円

任天堂が9月期の連結最終損益が20億円の赤字になると発表したんだそうな。予想では700億円の黒字と予想していたそうですが、円高やDSの販売低迷などで赤字に転落したとのこと。
1兆円以上の総資産額からすればゴミみたいなものでしょうが、安定性という面での企業価値低下は免れないでしょう。

任天堂、最終損益252億円の赤字 - SATOXのシテオク日記

ちなみに、3月期には252億円の最終損益を計上していました。

 任天堂は29日、2010年4〜9月期の連結最終損益が20億円の赤字(前年同期は694億円の黒字)になる見通しだと発表した。

また、今年度内、クリスマス商戦に発売されるというのが業界内でも専らの噂でしたが、2011年の2月の発売にずれ込みました。
これにより、任天堂株価が大きく値を下げています。
延期の理由については、恐らく部材面では揃っているのだと思いますが、ソフトウェアシステム面でなんらかの問題が起きており、十分な状況でラウンチできないと踏んだのではないかと予想されます。
ちなみに、3DSはきっとヒット商品になると思うのですが、DS並みに普及するかはちょっと分かりません。
DSは低年齢層から本気ゲーマーを除いた高年齢層まで幅広い層に売れた商品だと思いますが、「少々小難しいやり応えのあるゲーム」が同じ層にウケるとはとても思えません。
また、任天堂がDSと同じようなラインナップで3DSにもカジュアルゲームを出してきたとしても、同ユーザ達にはすでにその辺りのゲームに「飽き」が来ているのではないかなぁと思うわけです。
一方、表現力の高い本気ゲーム機はPSPの次世代機で再現されると仮定すると、iPhoneよりも性能の劣る3DSは、ちょいと微妙な立ち位置に置かれる可能性も否定できません。3DSの期待できそうな所は3D液晶よりも、ネットワークを使った面白いことがいろいろ出来そうだ、と言うところにかな。そこに期待してます。Kindleのようにキャリアと提携して何処にいても(低速だけど)タダで通信が出来るようになると良いなぁ。
とまぁいろいろ言っていつもこうまとめるのですが、ゲームはハードじゃなくゲーム内容が重要。モンスターハンター1本でPSPがバカ売れしたように、面白いゲームがどのプラットフォームで出てくるか、と言うのが本質だと思います。
そういえば「iPadがゲーム機の置き換えになる」とどこかの社長が豪語していましたが、全く損な気配はありませんねぇ(笑)。