HTML5/O3D再構築の噂
O3Dはここ数ヶ月アップデートされていないんだそうで、バグなども放置状態。
そこでこの記事ではGoogleがO3Dの下回りをWebGLで再構築しているのではないかという事が記述されています。
O3DもWebGLもブラウザ上で高度な3Dグラフィックスレンダリングを行うことが目的で開発されたもので、2012年に策定予定のHTML5勧告に取り入れられようとしています。
O3DはGooglemWebGLはGoogleを含むMozillaグループが開発しています。
特徴を言うとO3DはC++言語を用いてコンパイルしたネイティブ実行が可能で、高速に動作するコンテンツを開発することが出来ます。一方、WebGLはJavaScript(Canvas)のみで実装することが可能で、汎用的なコンテンツを開発することが出来ます。
そんなO3Dの良いところとWebGLを統合しようとしているのではないかという憶測です。
ちょっと興味深いですね。
Mozilla FoundationとGoogleには、互いに関連する2つのプロジェクトがある。それぞれ、ハードウェアアクセラレーションによる3Dグラフィックスをウェブにもたらすという似たような目標があり、Googleが戦術を変更した結果、協力を始めているようだ。
ちなみに、HTML5が標準化された暁には3Dグラフィクスやマルチスレッディング、JavaScriptからのGPS情報取得、動画再生などが標準のHTMLで記述する事ができ表現することが出来るようになります。
強力なOfficeソフトがWeb上から扱えたり、Google Earthがプラグインなしで利用できるようになったりと、Flashいらずの未来が待っているかもしれません。