新幹線の基幹システムを海外に輸出しようという働きがあるんだそうな。
これまでも韓国からの受注が取れずTGVに取られてしまったり、台湾の受注をもぎ取ったものの規格変更により、新幹線のシステムがそのまま使えなかったなどの経緯があります。
また、アメリカのカリフォルニア州に高速鉄道を敷く案が挙がっており、新幹線かTGVかと言われていたりします。
■カルフォルニア新幹線 - SATOXのシテオク日記
そんな海外で日本の鉄道技術を取り入れてもらおうと、規格を国際標準化対応し輸出しやすい環境を整えるというのが目的です。国内の鉄道事業者と鉄道関連メーカーが、新幹線や、リニア技術を使った地下鉄の「国際標準化」に向けて動き出した。車両の仕様や信号システムといった国内の鉄道規格を丸ごと輸出できるお墨付きを得るのが目的だ。国際競争力を高め、欧州勢と互角に渡り合おうとしている。
近いうちに、「鉄道国際規格センター」をたちあげ、川崎重工業、日立製作所、JR東日本、東京メトロなど9社が加わるとのことです。
日本製の電車が海外で活躍できるのは日本人としてうれしいもんですので、この取り組みを応援したいところです。