SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

採用面接官になった話

以前、ウチの会社では誰でもなれる役職「課長代理」になったというお話しをしましたが、このくらいになってくると「採用面接官」なんてのもやらされたりするわけです。
今のところ採用面接には2つのタイプがあって、1つは流行のインターンシップ(在学就労)の採用面接。もう1つは社員として働いてもらうかどうかを決める新卒採用面接というのがあり、そのどちらも体験しました。
当たり前の話なんですが、インターンシップはまぁわりとバイト感覚ということもあってお気軽なのですが、新卒採用面接ともなるとその人の将来を左右することになる話なのでちょっと真剣にならざるを得ません。まぁ、こちらもエラそうに経営的なところまで考えるとダメな人材は入れたくないというのがあります。自分が貢献しているのかはさておき(笑)。
んで、やはり新卒のフレッシュ(笑)な人に入社してもらいたいと思うわけですが、いろいろ考えちゃうわけです。
例えば「勉強をガンガンやっていて何かしらの野望がある」のはとても良いことなんですが、それに伴う協調性といいますか、周りとのコミュニケーション能力も重要だと思うんですよね。会社に入り、会社を引っ張っていく事は大変面白い試みですが、会社を構成するのは結局集団。1人ではなにもできません。
まぁつまり何が言いたいのかというと、会社全体を見渡して何をするべきかを考えることができる能力とか、その人の人情とかキャラクター性など、周りの人を引きつける魅力なんかも大事だと思ったりするわけです。
あとはどれだけ熱意を持っているかということかなぁ。
面接をしてると、「なんだか難しい研究をしています」というのが定石的に半ば自慢されたりしますが、そんなことより何故その研究テーマを選び、どれだけその研究をがんばったかという所が気になります。
特にその研究を始めた理由が言えなかったり、結局オープンソースを本を見ながら組み合わせただけのプログラムだったりすると正直がっかりします。
これが別に仕事と関わりのない話でも良いわけで、例えば「全国のラーメン屋を回ったことがある」とか「MSXを今でも愛用している」とか、しょうもない話でも良いので人とは何か違った光るものがあると即「採用」というところに○を付けちゃうかな(笑)。
まぁ就職活動をがんばっていらっしゃる学生の皆様はこの話はあまり参考にしないようにして下さいまし(笑)。