mixiやブログなどで個人が特定される環境下で裁判員候補者通知が届いたことを晒す人がたくさんいるんだそうな。
裁判員候補者であることは原則禁止であることを以前のブログでネタにしましたが、書類をちゃんと読まないで公開しちゃっている人がいるみたいなんです。
■こんにちは、裁判員です。 - SATOXのシテオク日記
禁止する理由は裁判は人の人生を左右しかねないものなので、判決結果に対する逆恨みなどで判断を下した人に危害が加わる可能性があるためなどで、それは法律的も禁止されています。ブログなどで個人情報を公開していない場合はその限りでないので現状「グレー」という事になっていますが、顔写真や名前など個人情報を晒している場合はアウトでしょう。
自分が裁判員になったことを不特定多数の人たちに公開してはならない。非公開に行われるもので、審理などについて自分の意見などを伝える評議の内容を漏えいした場合は6カ月以下の懲役か、50万円以下の罰金が科せられることもある。さらに、裁判員候補になったときに呼び出し状と呼ばれるものが届く。これに指定の日時が記載されており、この日時に行かなければ10万円以下の過料(制裁)が科されることもある。裁判員になったら、これらの義務を守らねばならない。
「審理」の内容に関してはその情報を厳守する義務があり、漏洩した場合は犯罪として罰せられてしまいます。
「今日、家に帰ったら最高裁判所から封書が」――SNS「mixi」の日記で、裁判員候補者に選ばれた人が、通知が届いたことを告白するケースが相次いでいる。本名を明かしているユーザーもいる。
幸いSATOXの元には届いておりませんが、法名を晒した上で通知が来たことを明かしている人はちょっとうかつ者だなぁ。多分、届いた書類を良く読めば書いてあると思うんだけど……。