SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

スーパーアグリ資金難、ホンダも……

F1スーパーアグリチームはマグマ・グループと資本提携を発表したものの、事前に交渉が決裂。資金難が明るみになりました。
交渉内容についてはよく分かりませんが、マグマもF1の事を分かっていないというか、金銭的な面で儲けようなんて思っているのだとしたらちょっと勉強不足だったんじゃないでしょうか。まぁ素人が何言ってるんだという話もありますが。

チームは3月の開幕直前に英国企業のマグマ・グループとの資本提携を発表したが、今月16日、交渉の決裂が明かされた。フリー走行前日の24日、鈴木亜久里代表は「モナコのアパートを引っ越し、もっと小さなところに移った。チームもぼくもやれる限りのことをやっている」と苦しい内情を吐露した。

チーム代表の鈴木亜久里モナコにある高級アパートから小さなアパートに引っ越したんだそうな。それだけ資金繰りが苦しいと言うことなんですなぁ。
ちなみに、スーパーアグリの資金源はホンダ。今後のレースでもホンダから資金援助が受けられるかどうかは不透明な状態となっているわけです。

スポンサー不在で参戦危機が伝えられたスーパーアグリが、スペインGP出場にこぎ付けた。慢性的な財政難でエンジンや部品などの金銭的、技術的サポートを受けられない可能性が高まっていた。チームに近い関係者によると、ホンダが25日、このレース限定で技術面などのサポートを、無償に近い形で行うことを承諾。チームは実入りがない状態ながら、26日の予選、27日の決勝に出場できる見通しとなった。

一方、ホンダも1,400億円を超えるという申告漏れが指摘されており、Q1の連結決算で約800億円の引当金を計上しているとのこと。
具体的には中国の自動車事業の収益について、日本側に過小に分配されているのが問題として東京国税局から税務調査を受けた結果なんだそうな。
ホンダの言い訳としては、納税は「米国会計基準で行っており特に問題はない」としながらも、最終的に認められないことを考慮して負債を連結財務諸表に反映したとのこと。

自動車大手のホンダ(本社・東京)が、東京国税局から1400億円を超える申告漏れを指摘される見通しになり、08年3月期連結決算で約800億円の引当金を計上した。中国にある子会社の利益の一部を本社の利益と認定する移転価格税制の適用を受けたためで、同税制に基づく申告漏れ額としては過去最大になる見込み。

本田技研工業時価総額6兆円を超える大きな会社なので、目先の800億円なんて痛くないのかもしれませんが、スーパーアグリにとっては違いますよね(笑)。