深夜に魚と戯れるの巻

夜も深まった丑三つ時。
昨日、新しい「入浴剤」を買ったのでさっそく使ってみようと、上京して間もない一人暮らしのＯＬのようなことを思いついて風呂の準備を始めたわけです。
お風呂の準備が出来るまでディスガイア３で遊んでいると、まもなく「お風呂が沸きました♡」というお姉さんの声でお知らせされます。
せっかくなのでゆっくり湯につかろうと、箱買いしてあったヘルシアウォーターと東急ストアで買ってきた「フィッシュアーモンド」という小魚の煮干しとアーモンドが入ったお菓子をお風呂に持ち込むことにしたわけです。
買った入浴剤は日本各地の温泉を模したもので箱根とか草津なんてのがあるわけです。もちろん、温泉の成分を再現するものではないのでゆずの香りとか新緑の香りだったりするんですけどね。
とりあえず適当に手に取った「草津」の入浴剤を入れて湯につかります。熱めのお湯でヘルシアウォーターを飲みながら、ぼけーっとしているとだんだん脳みそがとろけていきそうな気に。
なんて、そのまま昇天してしまうわけにもいかないので、フィッシュアーモンドに手を延ばします。
このフィッシュアーモンドというのはＳＡＴＯＸの小学校なんかの給食で出てきたものなんですが、連なっている小袋に小分けになって分かれていてるものなんですね。
お風呂の中なので無駄に濡れないように袋を開けようとしたその刹那。
勢いよく開いた袋から「アーモンド」と「フィッシュ」が！(笑)
はい、風呂の中にぶちまけられました………。
ゆずの香りの緑色のお湯にアーモンドと小魚の煮干しと愛しさと切なさとが赤と黒のエクスタシーに。
死んで乾燥させられ甘辛に味付けられた魚がお湯でその潤いを取り戻し、なんだか泳ぎ出すんじゃねーかという気持ちもよぎったりなんかして、うっすらと罪悪感を感じながら半泣きでお湯の中の煮干しとアーモンドを回収していましたとさ。
おしまいぷー。