道路財源を使って無料ミュージカルを開こう
道路整備を啓発するために、道路特定財源を使ってミュージカルを上演していたんだそうです。で、「不要な支出」との声に反応し、冬柴国交相は今後やらないと表明したんだって。
んで、その費用は５億円………。
……。
バッカじゃねーの！！？(怒)
こういったことを取り仕切っているお偉いさん方の考え方主義主張はまったく分かりませんけども、ちょっと世の中を見渡してみれば「おかしい」と判断できるのが普通の思考だと思うんですが、なんだか頭がイッちゃってるんでしょうか。それとも、考え方が未来過ぎて今の普通の人には理解できない考え方なんでしょうか。とにかく、空気の読めないかわいそうな考え方だと思うわけです。
「ミュージカル」については実施をしたものの、回数や費用は把握できていないというお粗末ぶり。文化祭のお芝居だって講演回数くらい覚えてるっつーの。
国土交通省が、道路事業宣伝のためのミュージカルを上演するのに、道路特定財源から５億円余りを使っていたことがわかりました。
「道路ミュージカル」はもうやめます――。冬柴国土交通相は１４日の衆院予算委員会で、国交省地方整備局が行っている道路整備への啓発ミュージカル上演を、０８年度からやめると表明した。
国土交通省が道路特定財源を使って全国１４カ所の国道の地下に整備した駐車場の多くで、駐車スペース１台分の年間収入が２０万円程度だったり、１日のうち１時間２０分しか使われていなかったりと、利用が低迷していることがわかった。約９９５億円の国費で整備後、同省の天下り先でもある所管公益法人が管理・運営を担っている。
いや、もう本当にお役人の仕事は遊びなんでしょうかねぇ。いろいろ議論されて捻出された財源なのに、使い方は自由だし、何に使っても良いし、用途を報告することもしないんだ。すごいなぁ。
