SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

「ガンダム」はやっぱり凄い

先日、BS11で劇場版「機動戦士ガンダム」(3部作)をやっていたので観てしまいました。
改めてガンダムは凄いですね〜。
放蕩SATOX如きがああだこうだと言うのもどうかと思うわけですが……。まぁ適当に脳みそが思いついたことを書かせてくださいな。
まず設定。
当時のロボット系アニメを調べてみると、「マジンガーZ」や「ゲッターロボ」「ゴーダム」「ザンボット3」、80年代で「マクロス」「ボトムズ」「ゴットマーズ」「ダグラム」「ザブングル」「ダンバイン」などなど。とまぁいろいろありましたけども(ありすぎだ)、きっと設定の細かさに関してはガンダムには適いません。例えば、地球の引力に引き寄せられる=落下するときに大気圏の空気摩擦で機体が燃えてしまうとか、何気ない演出が細かいんです。
ストーリーで特徴的なのは勧善懲悪ではないということ。理由もなく世界征服と言い放つ悪役に対して「とにかく悪いヤツだからやっつけよう」ではなく、アムロらの連邦軍、シャアらのジオン軍とそれぞれの主義主張が語られているのが奥深いのですね。
「壊れたロボットを直す」とか「開発には資源が…」なんてのも妙にリアルでいい感じです。熱血ヒーローロボには傷1つ付かないですもんね(笑)。あと、戦争の悲惨さも語られており、アムロが大人になっていく課程も垣間見ることができます。また布石的に「コイツ、死ぬなぁ」と事前に分かってしまうのが若干厳しいのですが、ドラマチックな感じで死んでいくキャラクターもいます。
あと終わり方。
母艦である「ホワイトベース」、主役とも言える「ガンダム」が大破もしくは顔と右腕が吹っ飛んで敵基地と共に爆発します。その他にもボロボロのガンダムアムロがプログラミングして乗り捨て、真上にいるシャアに向かってビームライフルを撃つシーンなどは秀逸。なかなか気の利いた演出なんですな。マクロスの最後もなかなかですけどね(笑)。
ニュータイプ」と呼ばれるワケ分からないけどすごいエスパーみたいな能力……はちょっと反則くさいですけども、要塞ア・バオア・クーから脱出する際にアムロが皆を助けるために声を届かせるシーンはじーんと来ます。
最後、アムロの声はカツ・レツ・キッカという子供にしか伝わらないんですけど、あれは悪く考えるとカツ・レツ・キッカ以外は「アムロは死んだ」と思っていたと言うことでしょうかね(笑)。
どうでもいいけど、ア・バオア・クー青葉区ってにてねー!??←うるせーよ。