SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

1920x1200の世界FP241WZ

先日注文してみたBenQのFP241WZが到着しました。
早速、PS3やらPS2なんかを表示してみたのですが、まぁ〜そこそこのクオリティです。
ってなわけでBenQ FP241WZの[レビュー]を簡単にしてみます。

PS3/HDMI/1080p
会社で一般に公開していない1080p/60fpsの動画をPS3(開発機)から出力してみました。
初期状態では「フル表示」になっており、1920x1080の画像が拡大されて表示されます(縦1200、左右が切れる)。当然ドットバイドットではないのでぼやけるので注意が必要です。ほとんどの人は分からずにこのまま表示してるんだろうなぁ……。
画質については色の深みは若干低コントラストで白みがかる感じですが、そんなに残像感はありませんでした。さらにPerfectMotionというオーバードライブ機能が有効になりますが、無効の状態でも大丈夫そう。というか、暗くなるだけでそ〜んなに効果は感じません。
一方、解決可能な大きな問題が。
1920x1200の画面に1920x1080の映像を出すわけですが、上下に黒のラインが入るのは分かります。その差120ライン分は黒いわけです。でもね、左右にも黒が入ってるみたいなんです。
割合でいうと90%以上左右に黒が入り、不可視領域があるわけなんです。う〜ん、いけずぅ。
だがしかーし!(笑)
HDMI→DVI-D変換ケーブル(もしくはコネクタ)でDVIデジタル入力にすると、しっかり横1920まで映ります。う〜ん、なにか設計上の理由があるんでしょうが、ここは残念ながらベンキュークオリティというところでしょうかね。PS2コンポーネント経由で繋いでみました。
う〜ん、なかなか良い感じ。ゲームをするには十分なクオリティです。
ここで、ちょっと面白いことが。
480iのドットバイドット表示(笑)。……可能なんです。
ドットバイドットだとさすがにキレイに見えますが、1920x1200の画面に640x480のちっちゃな画像でやるのにはちょっとしたこだわりがないと苦しい。PSPの画面を一回り大きくした感じのサイズです(笑)。
ちなみにスケーラのクオリティは今時の液晶といった感じで、全体を拡大するのではなく、部分的に拡大しているみたいです。このスケーリング手法は静止画がスクロールしたときなんかにマテリアルが脈動しているように見えるんですよね……。
PS2/コンポジット/480i
昔ながらのコンポジット接続。
う〜ん、かなり苦しいです。コンポジットの限界といいますか、昔はこんなクオリティでゲームをやってたんだよなぁといった感じの映像。文字なんかはにじんでしまい、苦しいです。
いや、コンポーネントケーブルがあるのになにもコンポジットで遊ぶ必要はないですけどね(笑)。
■ピクチャインピクチャ機能
高橋名人のレビュー記事ではXbox360のフル画面にPS2のピクチャインピクチャで遊んでいましたが、画面の中にもう一つ画像を出すことができます。
例えば、PCで作業しながら、テレビの映像を小窓で出すということができるわけです。
う〜ん、なかなか面白い機能ですけども、SATOX的には使わないなぁ。

ちなみに、1920x1200の世界を体感したことのない方にPC出力のキャプチャ画像をば。

クリックで拡大

Photoshop作業画面がなんだか笑っちゃうくらい広い!広すぎて逆に作業効率が落ちるんじゃないかというほどです。
また、日記画像ではこのシテオク日記が横に2つ並ぶ画像。広いスな〜。
ってなわけで、HTMI入力もできるワイド液晶モニタ、PCモニタを買い換えようかな〜と思っている方に値段もそこそこでおすすめです。


BenQ 24インチワイド液晶ディスプレイ ブラック (HDMI端子搭載) FP241WJ
Electronics
2007/03/28
ベンキュージャパン

■SATOXのシテオク日記 - ワイド液晶モニタを注文してみた