インク不要のカラー印刷技術
アメリカのベンチャーがインクのいらない印刷技術を発表し、すでに販売のめどが立っているそうな。2007年の後半にも販売の見込み。
紙のコストが高いためか、クオリティが確保できないためか、得意とする小型の端末から販売されるんだって。
名前は「ZINK」。Zero Inkからきてるそうな。今のプリンターの使い勝手でトナーやインクが本当にいらなくなるのだとしたらすごく画期的ですねぇ。
米マサチューセッツ州の新興企業ZINK Imagingは1月30日、インクカートリッジやリボンを使わなくても、フルカラーのデジタル画像が印刷可能な技術を開発したと発表した。
仕組みは意外に簡単で、紙側に熱に反応する染料が使われておりZINKプリンタは熱を加えるだけというもの。昔の感熱紙を使ったモノクロ印刷機のカラー版といったところですね。
2007年下半期に登場するZINK対応プリンタの中には,プリンタ内蔵の700万画素デジタル・カメラがあるという。同メディアは,このカメラには10枚程度のZINK用紙を入れることが可能で,用紙の価格は1枚当たり約20セントと報じている。
なんと、プリンタ付きのデジカメも登場!?
感熱カラーだというのは分かりましたが、いったいどうやって様々な色を出すんでしょうね?CMYKのような独立した色の粒が結晶化されてるんだとすると解像度はあまりよくないかも。
さらに、感熱紙は熱で色が付いちゃうので、(よくあるレシートみたいに)強く擦ると色が変わっちゃうかも。どうなんでしょうねー。