SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

国産検索エンジンは日の目を見るか

CEATEC JAPANにて経済産業省がプロジェクトを進める、次世代検索エンジンが公開されたそうな。
Googleマイクロソフトに対抗するため、文字以外の画像などの情報をキーに検索しようというアプローチ。その研究費用に国から300億円が注がれているんだって。

経済産業省が後押しする「次世代検索エンジン」の共同開発プロジェクトが動き出した。千葉市幕張メッセで3日から開催中のIT(情報技術)展示会「CEATEC(シーテック)JAPAN」では、プロジェクトの参加企業が最先端の検索技術を披露した。

これまで巨大な投資にもかかわらず、消えていったプロジェクトも多く、本当にこの分野で成功を収められるかどうかがちょっと疑問。
この記事にはGoogleマイクロソフトの研究費用が記されている。
純粋に検索エンジンに掛けている費用ではないだろうけど、表にしてみます。

部署 研究開発費
経済産業省 300億円
Google 635億円
マイクロソフト 7677億円


この記事にもあるとおり、国の進めるプロジェクトはその責任が曖昧で、オープンソースのOSみたいじゃないですか。きっとこのプロジェクトに参加している人は「Googleに勝てる」とまでは本気で思ってないんじゃないでしょうかね。
日本の技術者の底力を見せて欲しい気はしていますが、技術だけではGoogleには勝てないと思います。
こんな事を書いているうちに……↓

Googleが新たな検索サイトをテストしていることが明らかになった。
 このサイトは「SearchMash」という名称。トップページにGoogleの名前は見られないが、プライバシーポリシーのページにはGoogleにより運営されていると記されている。