SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

日本むかし話「おじいさん」

昔々あるところに、おじいさんとおじいさんがいました。
ある日、おじいさんは山へ柴刈りに、おじいさんは川へ洗濯に出かけました。
すると川の上の方から、大きなおじいさんが流れて来ました。おじいさんは喜んでそのおじいさんを拾い上げると、家に持ち帰りました。そしておじいさんが帰ると二人でおじいさんを切って食べようとしました。
するとおじいさんの中から「おじいさん、おじいさん、待って下さい」という声がして自然におじいさんが割れ、中から小さなおじいさんが飛び出してきました。
二人はこの子を育てることにし、おじいさんの中から生まれたので、「おじいさん」と名付けました。
やがて、おじいさんが大きくなった頃、村にはおじいさんが出て人々を困らせていました。するとおじいさんが「おじいさん、おじいさん、私はおじいさんを退治しようと思います。おじいさんの住んでいるおじいさん島まで行って退治してきますので、お弁当におじいさんを作ってくれませんか?」と言いました。
おじいさんとおじいさんは驚いて止めましたが、おじいさんの気持ちは変わりませんでした。そこでおじいさんの言うとおり、おじいさんを作って持たせてあげました。
おじいさんがおじいさん島への道を歩いていると、おじいさんが一匹やってきて、おじいさんに言いました。
「おじいさんさん、お腰につけたおじいさん、ひとつ私に下さいな」
するとおじいさんは答えました。
To be continue しませんね

原文 http://www.ffortune.net/calen/setubun/index.htm