サウンフランシスコで無線LANインフラ提供組織に選ばれたGoogleとEarthLinkですが、なんでまたGoogleなのかと気になってたんですが、どうもGoogleの広告事業に無償の無線LANスポットを活用するという魂胆みたい。
Googleの無線LANスポットに接続すると、GoogleのVPNに接続するようになっており、まず地域情報が送信される。さらにGoogleはその地域に沿った広告をブラウザやコンテンツ内に仕込んで送る仕組みなんだそうな。
サンフランシスコ市が計画している全市レベルの無料ワイヤレスネットワークの代価は、「ユーザーに表示される広告の増加」かもしれない。Googleの最近の特許出願には、無線ホットスポットのユーザーに高度に的を絞ったターゲット広告をプッシュ配信し、広告収入を無線サービス業者と分け合う手法が詳しく記されている。
広告はうっとうしいけど無料だし、20$程払えば1Mbpsほどのネットに繋げるってんでなかなか便利ですよね。ただ、サンフランシスコといってもどこまでのご家庭で利用できるのかが分かりませんよね。
米サンフランシスコ市は4月5日、市を網羅する無線LANネットワーク構築計画をめぐり、Earthlink/Googleとの間で契約交渉に入ると発表した。