SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

だいとつるあし その2

(前回までのあらすじ)
伝説の鳥「ケツァール」を探すべく横浜中華街の空をさまようSATOX。
そこで出会った「オレはいつものっぴきならないなぁ」のフレーズでお馴染みのタクラマカンおじさんと意気投合。
熱々の栗を軍手でわしづかみにして、道行く人々に投げつける「熱烈栗投遊技」を編み出すも、その特許云々でタクラマカンおじさんと大げんか。
熱い肉まんを執拗に背中に入れてこようとするタクラマカンおじさんだが、それに対してSATOXは隙をついてオヤジの口に月餅を詰め込む。その攻撃により、ぐったりとしたオヤジだったが、しばらくして「月餅は我が青春…」という謎の一言を残して、火星に帰って行ったのであった。



……まぁ、本当のあらすじはこちら↓で見てもらうとして。

■SATOXのシテオク日記 - だいとつるあし その1

前回の続きです。

はふぁっ、もう限界!
間髪置かず天国(トイレ)のドアを開けようとする! ……いや、その前に靴脱げよ、馬鹿! あっ、ああっ、嗚呼〜〜。
そうこうしているうちに………「うわっ!」
そこでこの馬鹿の身に起きた悲劇。
……あ、足がつった;
リミッター限界。天国のドアは目の前。靴もズボンも履いている状態。なのにこの状態で足がつったのだ。もう人類滅亡のピンチですよ。
あたたたたたたたた!
慌てて足を伸ばし、つった足の痛み軽減対策を施す。
痛いし漏れそうだし、漏れそうだし痛いのだ。でも若干「痛い>漏れそう」。
さらなる追い打ちとして履いている靴は革のハーフブーツ。内側にチャックが付いており、それをズリ下げなければ脱げないのである。靴のチャックを下げようとかがもうとすると再び痛みが。
ぐあああああっ!
この瞬間、靴を脱ぐことをあきらめたことは言うまでもありません。
ここで何もかも諦めて、「明日は会社に辞表を出そう。人生やり直そう。悔い改めて出家しよう……。」という思いが脳裏に浮かぶが、どうせ死ぬならでっかいことをしてから死のうとひとまず思いとどまる。
しかたなく靴は諦めたが、ズボンを脱ぐことを諦めてしまうと街は大騒ぎになってしまう。それは出来るはずもなく、ズボンを脱ごうとベルトと中央のボタン、チャックを下げることに集中しようとする。
しかしここでもこの馬鹿の行く手を阻む現象が。……最後の砦、チャックが下がらねぇ。
恐らく落ち着いていればファスナーの部分をくいっと持ち上げて、噛ませてある留め金を持ち上げることによってスムーズに動くわけなんですけども、脳内麻薬が異常に分泌しているこの状況ではそんな検討をしようとする脳細胞もすっかりマヒってるわけです。
チャックが下がらぬまま無理矢理おろすズボン。パンツ(トランクス)も、そんなものはそもそも履いてなかったかの如くズボンと共に去りぬ。
そして便座に座ろうとしたその瞬間っ! きゃ〜!
………以下、次号をまて。

 
 
あ、うそです。
いやね、事なきを得たんです。……だからオチなしと初めに言ったじゃないですか!(笑)
嗚呼、モノを投げないで〜(笑)。
……ひとことで言えば「大きな方が漏れそうになって、ぎりぎりでトイレに駆け込もうとしたら足がつって、かなりピンチでヤヴァかった」とそれだけなんスよ。
………てへっ♪ (x_x☆\バキッ ごめんなさいm(_ _)m
だいとつるあし→大とつる足