第8戦カナダグランプリ決勝結果
スタートでルノーがのびるのびる。アロンソ、フィジケラがバトンとシューマッハを交わして1、2。琢磨は6位から8位に転落。
なんか、今回のカナダグランプリの放送は鋭いぞ。地元のドライバーしか撮さず、見事なオーバーテイクシーンすら追えてない地元の局がある中、オーバーテイクシーンを連続でリプレイ、落とした破片と破片を落としたシーンが素早くリプレイされるなど、素晴らしいスイッチング。
表示される情報は、順位はもちろん、セクターごとのラップタイム、ピットの回数、トラックコンディション、コメンタリー(英語)、ラップチャート、気温、風の向きなどです。例えCM中でも順位が判るのがうれしい。
http://www.formula1.com/
きっと、解説者もこのFIA提供の情報を見ているんだね。これが面白い!「モントーヤファステストラップ!」とか表示と解説が同時だもんね。琢磨は23周目でガレージへ。ど、どうした?? (後にギアボックスのトラブルと判明;)
28/70周目で、フィジケラ、アロンソ、モントーヤ、ライコネン、バトン、シューマッハ。しかしフィジケラのペースが1秒近く遅い。
33周目、フィジケラピットイン?CM中の出来事。ガレージに入ったとのLive Timing情報。ああ〜。
39周目、セクター3でウォールにヒット。あ〜もったいない。モントーヤの気迫に負けたか? アロンソリタイア……ルノーがっかり。43周目、モントーヤ、ライコネン、バトン、シューマッハ、トゥルーリ、マッサ。ライコネンバトンの差は25秒。
45周、Heidfeld engine has blown! BMWエンジン…。
おお、46周目、Sato unretires and rejoins the race from last place - 24 laps down on the leader! 琢磨が復帰ですよ。えっ!? ……どうも次のアメリカの予選を気にしてとのこと。ちょっとせこいなぁ(笑)。
47周目!縁石でコントロールを失い、バトンがウォールにヒット。イエローフラッグでセーフティーカーが。それを利用してモントーヤ以外がピット……モントーヤは大変不運。
セーフティカー。モントーヤのラップアウト時にクルサードを抜いたとの審議が…。
52周、グリーンの状態でライコネン、モントーヤ、シューマッハ、トゥルーリ、バリチェロ、マッサ。あ、モントーヤに対してブラックフラッグ。ピットアウトしてはいけない赤信号を無視したんだって。そうだよな、セーフティーカーが入って数珠繋ぎの状態でピットレーンから割り込むのは危険。残念ながら失格。
62周、トゥルーリがスローダウン、ブレーキパッドから黒煙。これって場所によってはすごい危険。300km/hでブレーキがきかないわけですから。バリチェロ3位!?
65周、クルージング中の琢磨がスピン。ブレーキが燃えるトラブル。ブレーキに厳しいこのコース、BARの信頼性も少し不安。琢磨2回目のリタイア(笑)。一応、予選5番目くらいまで稼いだけど、エンジンは大丈夫?
気がつけば跳ね馬2人が表彰台。波乱に満ちたこのカナダグランプリですが、予選順位からどうやったらこの結果が予想できたでしょうか。バリチェロはピットからの最後尾スタートなんですよ(笑)。
いやーLive Timingが面白かったー。F1好きにはたまらない情報ですぅ〜。
次はアメリカ!
▼2005年第8戦カナダ・ジルビルヌーブサーキット決勝結果
1 K・ライコネン マクラーレン・メルセデス M 1:32’09.290
2 M・シューマッハ フェラーリ B 01.137遅れ
3 R・バリチェロ フェラーリ B 40.483遅れ
4 F・マッサ ザウバー・ペトロナス M 55.139遅れ
5 M・ウェバー ウィリアムズ・BMW M 55.779遅れ
6 R・シューマッハ トヨタ M 1周遅れ
7 D・クルサード レッドブル・コスワース M 1周遅れ
8 C・クリエン レッドブル・コスワース M 1周遅れ
9 J・ヴィルヌーヴ ザウバー・ペトロナス M 1周遅れ
10 T・モンテイロ ジョーダン・トヨタ B 3周遅れ
11 C・アルバース ミナルディ・コスワース B 3周遅れ
<以上が完走>
<以下がリタイア> 周回
J・トゥルーリ トヨタ M 62周(ブレーキ)
J−P・モントーヤ マクラーレン・メルセデス M 52周(違反)
J・バトン BAR・ホンダ M 46周(ウォールヒット)
N・ハイドフェルト ウィリアムズ・BMW M 43周(エンジン)
佐藤 琢磨 BAR・ホンダ M 40周(ブレーキ)
P・フリーザッハー ミナルディ・コスワース B 39周(ブレーキ)
F・アロンソ ルノー M 38周(ウォールヒット)
G・フィジケラ ルノー M 32周(油圧)
N・カーティケヤン ジョーダン・トヨタ B 24周(ウォールヒット)
▼ドライバーズポイント
1 F・アロンソ 59
2 K・ライコネン 37(+10)
3 J・トゥルーリ 27
4 N・ハイドフェルト 25
5 M・シューマッハ 24(+8)
6 M・ウェーバー 22(+4)
7 R・バリチェロ 21(+6)
8 R・シューマッハ 20(+3)
9 G・フィジケラ 17
9 D・クルサード 17(+2)
11 J−P・モントーヤ 16
12 F・マッサ 7(+5)
13 A・ブルツ 6
14 J・ヴィルヌーヴ 5
15 P・デ・ラ・ロサ 4
15 C・クリエン 4(+1)
17 V・リウィツィ 1
▼コンストラクターズポイント
1 ルノー 76
2 マクラーレン 63(+10)
3 ウィリアムズ 47(+4)
3 トヨタ 47
5 フェラーリ 45(+14)
6 レッドブル 22(+3)
7 ザウバー 12(+5)
情報拝借 m(_ _)m http://www.ksky.ne.jp/~tahara/f1/
http://ukyo-f1.at.webry.info/200506/article_1.html