SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

第8戦カナダグランプリ決勝結果

スタートでルノーがのびるのびる。アロンソフィジケラがバトンとシューマッハを交わして1、2。琢磨は6位から8位に転落。
なんか、今回のカナダグランプリの放送は鋭いぞ。地元のドライバーしか撮さず、見事なオーバーテイクシーンすら追えてない地元の局がある中、オーバーテイクシーンを連続でリプレイ、落とした破片と破片を落としたシーンが素早くリプレイされるなど、素晴らしいスイッチング。

■Live Timingすげー♪
今回、FIAのインターネット/Javaで提供されている、「Live Timing」というサービスを使ってみました。簡単に言うと、F1レースのコンディションをリアルタイムに表示してくれるサービス。一方、今回のカナダはテレビ中継は生放送。本当にこのLive Timingの情報と中継内容がリンクしていて、ピットインして次々に順位が下がっていく様などが実にリアルで興奮します。
表示される情報は、順位はもちろん、セクターごとのラップタイム、ピットの回数、トラックコンディション、コメンタリー(英語)、ラップチャート、気温、風の向きなどです。例えCM中でも順位が判るのがうれしい。

http://www.formula1.com/

きっと、解説者もこのFIA提供の情報を見ているんだね。これが面白い!「モントーヤファステストラップ!」とか表示と解説が同時だもんね。
■レースの内容♪
さてさて、レース内容に話を戻すと、ルノー勢、マクラーレン勢は2ストップ、BAR勢は3ストップのようだ。バトン、琢磨のペースはピット後も上がらず。苦しいね。
琢磨は23周目でガレージへ。ど、どうした?? (後にギアボックスのトラブルと判明;)
28/70周目で、フィジケラアロンソモントーヤライコネン、バトン、シューマッハ。しかしフィジケラのペースが1秒近く遅い。
33周目、フィジケラピットイン?CM中の出来事。ガレージに入ったとのLive Timing情報。ああ〜。
39周目、セクター3でウォールにヒット。あ〜もったいない。モントーヤの気迫に負けたか? アロンソリタイア……ルノーがっかり。43周目、モントーヤライコネン、バトン、シューマッハトゥルーリ、マッサ。ライコネンバトンの差は25秒。
45周、Heidfeld engine has blown! BMWエンジン…。
おお、46周目、Sato unretires and rejoins the race from last place - 24 laps down on the leader! 琢磨が復帰ですよ。えっ!? ……どうも次のアメリカの予選を気にしてとのこと。ちょっとせこいなぁ(笑)。
47周目!縁石でコントロールを失い、バトンがウォールにヒット。イエローフラッグセーフティーカーが。それを利用してモントーヤ以外がピット……モントーヤは大変不運。
セーフティカー。モントーヤのラップアウト時にクルサードを抜いたとの審議が…。
52周、グリーンの状態でライコネンモントーヤシューマッハトゥルーリバリチェロ、マッサ。あ、モントーヤに対してブラックフラッグ。ピットアウトしてはいけない赤信号を無視したんだって。そうだよな、セーフティーカーが入って数珠繋ぎの状態でピットレーンから割り込むのは危険。残念ながら失格。
62周、トゥルーリがスローダウン、ブレーキパッドから黒煙。これって場所によってはすごい危険。300km/hでブレーキがきかないわけですから。バリチェロ3位!?
65周、クルージング中の琢磨がスピン。ブレーキが燃えるトラブル。ブレーキに厳しいこのコース、BARの信頼性も少し不安。琢磨2回目のリタイア(笑)。一応、予選5番目くらいまで稼いだけど、エンジンは大丈夫?
■レースの結果♪
ライコネンシューマッハバリチェロ、マッサ、ウェバー、ラルフ、クルサード
気がつけば跳ね馬2人が表彰台。波乱に満ちたこのカナダグランプリですが、予選順位からどうやったらこの結果が予想できたでしょうか。バリチェロはピットからの最後尾スタートなんですよ(笑)。
いやーLive Timingが面白かったー。F1好きにはたまらない情報ですぅ〜。
次はアメリカ!

▼2005年第8戦カナダ・ジルビルヌーブサーキット決勝結果
1 K・ライコネン    マクラーレンメルセデス M 1:32’09.290
2 M・シューマッハ   フェラーリ        B   01.137遅れ
3 R・バリチェロ    フェラーリ        B   40.483遅れ
4 F・マッサ      ザウバーペトロナス   M   55.139遅れ
5 M・ウェバー     ウィリアムズ・BMW   M   55.779遅れ
6 R・シューマッハ   トヨタ          M     1周遅れ
7 D・クルサード    レッドブルコスワース  M     1周遅れ
8 C・クリエン     レッドブルコスワース  M     1周遅れ
9 J・ヴィルヌーヴ   ザウバーペトロナス   M     1周遅れ
10 T・モンテイロ    ジョーダン・トヨタ    B     3周遅れ
11 C・アルバース    ミナルディコスワース  B     3周遅れ
  <以上が完走>
  <以下がリタイア>                 周回
  J・トゥルーリ    トヨタ          M 62周(ブレーキ)
  J−P・モントーヤ  マクラーレンメルセデス M 52周(違反)
  J・バトン      BAR・ホンダ      M 46周(ウォールヒット)
  N・ハイドフェルト  ウィリアムズ・BMW   M 43周(エンジン)
  佐藤 琢磨      BAR・ホンダ      M 40周(ブレーキ)
  P・フリーザッハー  ミナルディコスワース  B 39周(ブレーキ)
  F・アロンソ     ルノー          M 38周(ウォールヒット)
  G・フィジケラ    ルノー          M 32周(油圧)
  N・カーティケヤン  ジョーダン・トヨタ    B 24周(ウォールヒット)

▼ドライバーズポイント
1 F・アロンソ      59
2 K・ライコネン     37(+10)
3 J・トゥルーリ     27
4 N・ハイドフェルト   25
5 M・シューマッハ    24(+8)
6 M・ウェーバー     22(+4)
7 R・バリチェロ     21(+6)
8 R・シューマッハ    20(+3)
9 G・フィジケラ     17
9 D・クルサード     17(+2)
11 J−P・モントーヤ   16
12 F・マッサ        7(+5)
13 A・ブルツ        6
14 J・ヴィルヌーヴ     5
15 P・デ・ラ・ロサ     4
15 C・クリエン       4(+1)
17 V・リウィツィ      1

コンストラクターズポイント
1 ルノー      76
2 マクラーレン   63(+10)
3 ウィリアムズ   47(+4)
3 トヨタ      47
5 フェラーリ    45(+14)
6 レッドブル    22(+3)
7 ザウバー     12(+5)
情報拝借 m(_ _)m http://www.ksky.ne.jp/~tahara/f1/

右京さんのコメントはこちら↓
http://ukyo-f1.at.webry.info/200506/article_1.html