最終戦ブラジル 決勝結果
雨でウェッティなインテルラゴス。各車ウェット・ドライタイヤのチョイスが分かれる。
今回もライブインフォメーション形式で行っきま〜す。
スタート■ライコネンがバリチェロを刺す。モントーヤは4番手、バトンが3番手に。琢磨はアロンソに一度抜かれるが、抜き返して6番手キープ。ミハエル・シューマッハは6台抜いて12番手。2/71■シューマッハスピン。ハッスルしすぎだ!(笑) ライコネン、バリチェロ、モントーヤ、マッサ、バトン、琢磨。
3/71■バリチェロが抜き返しトップ。バトンエンジンから白煙を上げてリタイア。おお、めまぐるしい展開で書くのが間にあわないよ〜。ってなわけで琢磨の最大の壁が崩れる。4/71■バリチェロ、ライコネン、モントーヤ、マッサ、琢磨。ライコネン、モントーヤ、シューマッハ、琢磨ピットイン。ドライタイヤに。モントーヤがライコネンをピットでパス。
6/71■バリチェロピットイン。1周分のロスでマッサ(ウェット)がトップ。アロンソ(ドライ)が続く。マッサ、ピットでドライに。2周分、おおよそ8秒の大きなロス。ウェットとドライで4秒違う。
8/71■アロンソ、モントーヤ、ライコネン、ラルフ、琢磨、バリチェロの順位。いや〜マッサはもったいないね。それからバリチェロの落ちようも母国だけに……。
17/71■ニックハイドフェルド、スピンしてリタイア。18/71■トップのアロンソ1回目のスケジュール通りのピット。モントーヤ、ライコネン、ラルフ、琢磨、バリチェロ、アロンソ、シューマッハ。シューマッハ7位だ。
24/71■ウェバーとクリエンが接触し、ウェバーリタイア。何やってんだか。
27/71■この時点で、モントーヤ、ライコネン、琢磨、バリチェロ、アロンソ、シューマッハ。おそらくアロンソ以外が残り2ピット。ドライチョイスで2ピット(スタート時ガソリン多め)という選択がアロンソでした。
31/71■アロンソ以外、各2回目のピットを終え順位はモントーヤ、ライコネン、アロンソ、ラルフ、琢磨、バリチェロ。32/71■琢磨、オーバーランを期し、バリチェロに抜かれる。雨が降ってきた?琢磨6番手。後ろはシューマッハだ。そしてモントーヤがこのまま行くのか!?
47/71■アロンソ2回目のピット。アロンソはこれで最後のピット。
52/71■ライコネン、モントーヤ、琢磨、バリチェロ。ライコネンと琢磨は給油が必要。ライコネンが引っ張る引っ張る。
54/71■琢磨ピットイン。6.9秒。シューマッハは7.0秒だったぞ〜と思ってたら、琢磨はラルフの前にジャンプアップ。琢磨がんばった。ライコネンもピットするも、モントーヤに前を行かれる。モントーヤのニュータイヤが勝った結果。この時点でモントーヤ、ライコネン、バリチェロ、アロンソ、琢磨、ラルフ、シューマッハ。シューマッハとの間にラルフが居る事はいい事だ。ラルフ、ブロックブロック♪
70/71■琢磨がラルフにパスされ、6位。嗚呼〜。
71/71■モントーヤ優勝。ライコネン、バリチェロ、アロンソ、ラルフ、琢磨、シューマッハ。モントーヤは堅実な走りでした。おめでとう〜♪
ウィリアムズにやられたな〜というBAR。バトンが行きたがる理由はこの強さなのかもしれませんね。バリチェロも表彰台に乗れてよかったね。
コンストラクターズはフェラーリ、BAR、ルノー、ウィリアムズ。BARがここまで強くなるとは参戦当時、思いませんでした。BAR躍進です。
▼2004年第18戦ブラジル・インテルラゴスサーキット決勝結果 1 J−P・モントーヤ ウィリアムズ・BMW M 1:28’01.451 2 K・ライコネン マクラーレン・メルセデス M 01.022遅れ 3 R・バリチェロ フェラーリ B 24.099遅れ 4 F・アロンソ ルノー M 48.908遅れ 5 R・シューマッハ ウィリアムズ・BMW M 49.740遅れ 6 佐藤 琢磨 BAR・ホンダ M 50.248遅れ 7 M・シューマッハ フェラーリ B 50.626遅れ 8 F・マッサ ザウバー・フェラーリ B 1’02.310遅れ 9 G・フィジケラ ザウバー・フェラーリ B 1’03.842遅れ 10 J・ヴィルヌーヴ ルノー M 1周遅れ 11 D・クルサード マクラーレン・メルセデス M 1周遅れ 12 J・トゥルーリ トヨタ M 1周遅れ 13 R・ゾンタ トヨタ M 1周遅れ 14 C・クリエン ジャガー・コスワース M 2周遅れ 15 T・グロック ジョーダン・フォード B 2周遅れ 16 Z・バウムガルトナー ミナルディ・コスワース B 4周遅れ 17 G・ブルーニ ミナルディ・コスワース B 4周遅れ <以上が完走> <以下がリタイア> 周回 M・ウェバー ジャガー・コスワース M 20周(アクシデント) N・ハイドフェルト ジョーダン・フォード B 20周(メカニカル) J・バトン BAR・ホンダ M 20周(エンジン) | |
▼ドライバーズポイント 1 M・シューマッハ 148(+2) 2 R・バリチェロ 114(+6) 3 J・バトン 85 4 F・アロンソ 59(+5) 5 J−P・モントーヤ 58(+10) 6 J・トゥルーリ 46 7 K・ライコネン 45(+8) 8 佐藤 琢磨 34(+3) 9 R・シューマッハ 24(+4) 9 D・クルサード 24 11 G・フィジケラ 22 12 F・マッサ 12(+1) 13 M・ウェーバー 7 14 O・パニス 6 14 A・ピッツォニア 6 16 C・クリエン 3 16 C・ダ・マッタ 3 16 N・ハイドフェルト 3 19 T・グロック 2 20 Z・バウムガートナー 1 | ▼コンストラクターズポイント 1 フェラーリ 262(+8) 2 BAR 119(+3) 3 ルノー 105(+5) 4 ウィリアムズ 88(+14) 5 マクラーレン 69(+8) 6 ザウバー 34(+1) 7 ジャガー 10 8 トヨタ 9 9 ジョーダン 5 10 ミナルディ 1 |
来期はレギュレーションが大きく変わるので、この状況をいい意味で打破してくれることを願います。
新規約は(1)1つのグランプリ(GP)で使っていたエンジン1基を2GPを通して使う(2)使用タイヤは予選から決勝まで1組のみ(3)速度が上がりすぎない車体形状にする、など改正により、原則として、決勝中のピットストップでもタイヤ交換ができなくなった。エンジンも耐久性がこれまで以上に重要となり、パワーが犠牲になる可能性がある。
今年も熱いF1サーカスが終わった。ぷぅ。