SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

無限、ステアリングにWindows Embeded CE 6.0を搭載

近年F1カーのステアリングはどんどん高機能化しており、DRSやKERSはもちろん、ブレーキバランスやエンジンマッピングの調整などをステアリングで行うことが出来ます。表示計は乏しく、簡単なメッセージやエンジン回転数のバー、ギアなどが表示されています。ちなみに、シフトは当然バタフライシフトでセミオートマになっています。
これだけのものですが量産されるものではなく、チーム、マシン、ドライバー毎に特注なので1つでも1000万円とか平気でするそうです。


フェラーリのステアリング。
それはさておき、今回お話ししたかったのがこれ。

TEAM 無限のレースカー「MUGEN CR-Z GT」は、ステアリングの中央部に、「Windows Embedded CE 6.0」をベースOSとするドライビングアシストコンソール(レースカー向けのナビゲーションシステム)を搭載している。

無限のレースカー(CR-Z)のステアリングにWindows Embeded CE 6.0というちょっとレトロなOSの乗ったステアリングが搭載されているんだそうです。


F1ではドライバーシートの横なんかに貼ってあるコース図とかが画面に映っており、コース内の位置や周回数、レースタイム、エンジン回転数、速度などが表示される仕組みなんだそうです。今どきなら、Androidとか載せちゃいそうなものですが、こんな使い道があるんですねぇ。
ちなみに、最新の組み込み用Windowsは「Windows Embedded Compact 7」。ARM、MIPS、SH、x86で動くそうです。
昔、Windows CE 3.0のキーボード付き白黒画面端末「Cassiopeia」を持っていました。電池2個で動くやつ(笑)。