「サルでもわかるGit入門」無料公開
先日、さくらのレンタルサーバでGitをインストールして使うお話を書きましたが、Nulabという会社がBacklogというGitリポジトリを提供するサービス(10MB Gitリポジトリ無料)の一環で「サルでもわかるGit入門」というドキュメントを公開しました。
epub形式の電子書籍版も無料でダウンロードでき、初心者にとってはとてもありがたい入門書です。
実は「Gitポケットリファレンス」という本を買って持ってるのですが、これがあれば本はいらなかったかも……。
エラーケースのトラブルシューティングもいくつか書いてあり、ちょっと難儀したところが説明されています。いやぁ、同サービスの販促の一環とはいえ、ありがたいモノです。
■サルでもわかるGit入門 〜バージョン管理を使いこなそう〜 | どこでもプロジェクト管理バックログ
ちなみに、Backlogでは無料で10MB容量までのGitリポジトリなどが利用できます。このNulabのブログ記事にはこの入門書を作成したいきさつが書いてあります。
いざ開発チームで社内に試しにGitリポジトリを立てて、Backlog自体の開発で使っていく中、以下のような意見が出ました。
- GitはSubversionと比較するとブランチなど圧倒的に便利だし、ワークフロー変わるぐらいのインパクトがありそう
しかしGitは概念を理解するのが難しいし、とっつきにくい
- エンジニアの方でもGitがだいたいなんなのかは分かるけど、本格的に触るのはこれからっていう方が多いんじゃないかな
- デザイナーの方や制作物に係わる方にもGitを使って欲しいけど、Git覚えるまでが大変そう
上記の意見や問題を考えていくうちに
「圧倒的にわかりやすく、とっつきやすいGit入門ドキュメント」必要だと思いました。
Gitはできること自身はすばらしいのですが、なんだか初心者にとって無駄に難しいです。
この記事には最後に、要約すれば「今ある著名なサービスを活用したり、簡単な説明書きを付けてディストリビュートする」というようなことが書いてあるのですが、なかなか隙を突いた面白いサービスだと思います。まるでGitHubなのですが、付加価値も付いていて海外で流行ってるのに日本ではあまり震わない現状も変わるかもしれません。
決して規模の大きな会社ではないのですが、ちょっと気になる会社です。
期待のはてなさんも近年スマッシュヒット的な新サービスは登場してなくて、真似っこ2番煎じが目に付くような気がします。はてなブログってWordPressですよね……。betaって書いてあるのに有料版があるのもどうなんだろう……。
っていけない、いけない、ついはてなさんへの悪口になってしまった。
はてなさん、いつもありがとうございます。