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Googleもたまには怒る

GoogleがFecebookに対して、gmailのアドレス情報公開機能などを停止したんだそうな。
予てからGoogleはFecebookに対して情報開示を要求していたものの全く受け入れられず、Googleが規約を変更。利用者の情報を提供しているサービスに対してGoogle自身の情報を許可する、とした模様です。
つまり、Facebookでは友人を検索するためにgmailのアドレス帳を利用していましたが、これが利用できなくなるということになります。そもそもここまでFacebookが広まったのは、gmailの公開されているアドレス帳が利用できたからなんじゃないかと思っていたので、今後の普及に大きなダメージとなる可能性があるかもしれません。
メールのドメインやFacebook自身の繋がり情報、Twitterのフォロワー情報などを参照するしか道がなくなりそうです。それにしても、リアルフレンドが主なFacebookではちょっと厳しい状況になってしまったのではないでしょうか。

インターネット検索最大手の米グーグルが５日、同社の電子メールサービス「Ｇメール」用のアドレス帳情報をＳＮＳ（交流サイト）最大手、米フェースブックのサービスを通じて利用できないようにすることが明らかになった。米メディアが報じた。グーグルはかねてフェースブックに情報開示を要求してきたが受け入れられず、自社の情報の提供中止という“報復”に出た格好だ。

最近はサービス同士の連携が活発化してきていますが、Facebook自身は比較的閉鎖的と言えるかもしれません。
一方、なんでもかんでも取り込もうとしているGoogleは常にウェブサービスの中心にいたいという気持ちがあるのでしょう。それが最近特に強引な手段に出てきているような気もしますね。