米国でAndroid販売台数がiPhoneを抜く
米国の調査会社に調査によると、2010年Q2時点の米国スマートフォンで、Android販売台数がiPhone(iOS)を抜いたんだそうな。
1位は圧倒的なシェアを誇るBlackBerryですが、徐々にシェアを下げています。このまま行くとAndroid、iPhoneよりもシェアを下げてしまうかもしれませんね。
過去の販売台数シェア推移は以下の通り。
2009 Q2 | 2009 Q3 | 2009 Q4 | 2010 Q1 | 2010 Q2 | |
---|---|---|---|---|---|
BlackBerry | 45% | 40% | 39% | 36% | 33% |
Android | 2% | 3% | 6% | 17% | 27% |
iPhone | 23% | 30% | 34% | 27% | 23% |
Windows Mobile | 20% | 16% | 13% | 14% | 11% |
Linux | 2% | 4% | 6% | 3% | 3% |
Symbian | 2% | 3% | 2% | 1% | 2% |
Androidの販売台数がぐいんと増えています。
イギリスの調査会社によると、「全世界の販売台数」ではAndroidのシェアがBlackBerryの32%よりも多い34%。世界ではAndroidが一番販売されているんだそうです。
ただし、ここにはiPhone4の販売台数は含まれていないことに注意。いわゆる「iPhone3GSの買い控え」という説が有力です。
さて、上記までの話は「販売台数」のお話。以下、ユーザシェア推移です。
2009 Q2 | 2009 Q3 | 2009 Q4 | 2010 Q1 | 2010 Q2 | |
---|---|---|---|---|---|
BlackBerry | 37% | 37% | 38% | 36% | 35% |
Android | 2% | 2% | 4% | 9% | 13% |
iPhone | 21% | 23% | 27% | 28% | 28% |
Windows Mobile | 27% | 23% | 21% | 18% | 15% |
Linux | 2% | 2% | 2% | 3% | 2% |
Symbian | 2% | 2% | 2% | 2% | 2% |
ユーザシェア数ではiPhoneが2位を守っており、そのシェアはAndroidの2倍以上。しかしiPhoneのユーザ数増加は鈍化しており、それに合わせてBlackBerryも減少しています。
一方、AndroidがiPhoneよりも多いペースで増加しており、それに合わせるようにWindows Mobileシェア数が減少しています。
米調査会社Nielsenが8月2日(現地時間)に発表した第2四半期(4〜6月)における米スマートフォン市場に関する調査報告によると、米Googleの携帯OSであるAndroidを搭載したスマートフォンが、販売台数で米AppleのiPhone向けOSのiOSを抜き、カナダのResearch In Motion(RIM)のBlackBerryに次ぐ2位となった。
また、この記事ではちょっと面白い調査結果が載っています。
現Android、iPhone、BlackBerryユーザが次ぎに買いたい端末の調査結果です。
現Androidユーザ | 71% Android | 21% iPhone | 3% BlackBerry |
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現iPhoneユーザ | 89% iPhone | 6% Android | 2% BlackBerry |
現BlackBerryユーザ | 42% BlackBerry | 29% iPhone | 21% Android |
iPhoneユーザは9割が次ぎもiPhoneを買いたいと思っているみたいです。すごいですね(笑)。一方、Androidユーザも7割がAndroidを選択していますが、BlackBerryユーザの心は揺れ動いているようです。4割が引き続きBlackBerryですが、3割はiPhone、2割はAndroidに傾いているようです。