SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

不正B-CASカード販売者に3億円の支払判決

不正B-CASカード(BLACKCASカードなど)に販売者3人に対して、スカパー、スターチャンネルWOWOWの3社が訴えていた訴訟問題についてですが、損害賠償として3億2,590万9,127円の支払いが命じられたんだそうです。
3人により、不正B-CASカードは5,000枚以上販売したんだそうで、有料放送分の損害額として3億円が試算されたようです。

有料放送を無料で視聴できるように不正改ざんしたB-CASカードを第三者に販売した3人に対し、有料放送事業者のスカパーJSATスターチャンネルWOWOWの3社が提起していた民事訴訟の第一審判決が5月29日に言い渡された。被告の3人に対し、損害請求額3億2,590万9,127円の全額支払いの判決が下された。

不正B-CASカードの使用は現在犯罪であることが明白で、使っている人も罪となります。
販売者の販売リストから情報が伝わり、家宅捜索を受けたという話もあるそうです。

デジタル放送の視聴に必要な「B-CASカード」。その色は、地上デジタル専用が青、BS・CS用や三波共用が赤、ケーブルテレビ専用がオレンジとなっていて、このほかにも家電量販店の店頭で展示されるテレビ用に使われる白などもあります。そんなB-CASカードと同じか、それ以上の機能を持った「BLACKCASカード」なるものがあるとのことなので、入手してみました。

BLACKCAS以外にも、B-CASカード自身を書き換えてしまう不正カード作成方法もあるそうですが、こちらも違法。DVDも固定暗号キーが解読されてしまったように、固定キーというのは時間を掛ければ解読できてしまうものなんですよね。(BDは暗号鍵のアップデートが可能)
正直に言えば夢のようなカードで、欲しくないかと尋ねられればくびを縦に振ってしまいそうですが、犯罪ですからダメですよ。