SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

出版3社がAmazonへの出荷停止を発表

緑風出版水声社晩成書房の3社が同社の出版物のAmazonへの出荷を1〜6ヶ月停止すると発表したんだそうな。
Amazon Studentプログラムの10%ポイントサービス」というのが再版制度契約に違反しているとして、Amazonに対象から外すように求めていたそうですが、Amazonはそれに応じなかったとのこと。
再販制度というのは簡単に言うと、定価販売を守らせる仕組みで、近年では売れなかった本を返本する事が可能(委託販売制度)な書籍などに根付いている制度。ポイント制度とはいえ割引がなされ、ポイント制度が普及して書店があおりを受けることを懸念しているとのことです。

一般社団法人 日本出版社協議会は5月9日、記者会見を開催。同協議会の会員社である株式会社 緑風出版、株式会社 水声社、株式会社 晩成書房の3社が5月7〜9日より6カ月間、Amazonへの自社出版物の出荷を一次停止すると発表した。3社が出荷停止する出版物の点数は約1600点。
3社はこれまで、Amazon Studentプログラムの10%ポイントサービスが再販契約違反にあたるとして自社書籍を対象から除外するようAmazonに求めてきたが、解決の目処が立たないため、出荷停止を決断したという。

しかしまぁAmazonの殿様商売ですよね。
出荷停止に関しても期間限定。
3社にしてもすでにAmazonでの売り上げは10〜20%を占めているそうで、実際Aamzonにだっこしている状態なんだそうです。
一方で消費者にとっては安い方が良いですよね。
お客さんにとっては安いAmazonで買い物したい。ほんの安売りに至っても「何でしないんだ?」という事になります。
書店の言い分も分かりますが、競争の時代………ですよね。