最近買ったコミック(5/12)
最近買ったコミックをご紹介。
Amazon Kindle恐るべし。ぽちぽち買ってしまう………。
というわけで、ネタバレなしのうっすうすのコメントでお送りします。
木曜日のフルット
石黒正数さんのコミック。「それでも町は廻っている」でおなじみの作家さんです。恐らく藤子不二雄などを意識したのか少しレトロなタッチでいながら、お話は秀逸。
星新一のショートショートのような不思議な起承転結で面白い。「それでも町は廻っている」の推理的な要素もあります。
ちょっと年を取ると分かる面白さ、と言いますか。例えば小学生には何が面白いのか分からないかもしれません。
木曜日のフルット(1) (少年チャンピオン・コミックス) 秋田書店 石黒正数 | |
木曜日のフルット(2) (少年チャンピオン・コミックス) 秋田書店 石黒正数 | |
木曜日のフルット(3) (少年チャンピオン・コミックス) 秋田書店 石黒正数 |
外天楼
石黒正数さん、推理小説が大好きなんですね。しょうもない話から始まるのですが、一見関連のない短編のように見えて最後に丸々1冊が話として繋がるというちょっとした仕掛けが入っています。
あまり書くとネタバレになってしまうのでこれ以上書きませんが、興味があれば読んで頂きたい一冊。
外天楼 講談社 石黒正数 |
君は淫らな僕の女王
極黒のブリュンヒルデがアニメで放送されていますが、原作の岡本倫さんの短編です。岡本倫さんも魅力的な絵を描きますが、岡本倫さんは原作(ネーム)で、横槍メンゴという方が作画を担当しています。
ちなみに、カワイイ女の子が出てきてすこぶるエロいです(笑)。一般コミックですが、性行為しちゃってます。
君は淫らな僕の女王 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) 集英社 岡本倫 |
お話としては結構すっ飛んでいて感動も何もないのですが、面白い話だとは思います。
一週間フレンズ。
葉月抹茶さんのコミック。アニメ放送中です。一週間で友達の記憶がなくなってしまうという女の子と友達になりたい男の子のお話。
アニメのお話にすっかり引き込まれてしまって、コミックを買ってしまいました。
コミックは現在5巻まで出ているのですが、アニメ先行で観ていこうと思っているので、まだ2巻までしか買ってみていません。
一週間フレンズ。(1) (ガンガンコミックスJOKER) スクウェア・エニックス 葉月 抹茶 | |
一週間フレンズ。(2) (ガンガンコミックスJOKER) スクウェア・エニックス 葉月 抹茶 |
基本同じですが、コミックとアニメを見比べると面白い。例えばアニメでは山岸さんと友達になってから藤宮さんの家に遊びに行きますが、コミックではそれが逆になっています。
藤宮さんが良い子すぎてもうなんだかなんだかです。コミックは4コマなんかが入ってちょっと調子が崩れますが、アニメよりもほんわかな雰囲気が漂っていてちょっと癒されます。
アニメの予告で「友達の記憶がなくなる話」と聞いて、どうやってストーリーを構成するんだろうと思ってましたが、よく出来ているすごいお話です。突っ込みどころがないわけではありませんけどね。
コミックを5巻まで読んじゃえば先が分かりますが、アニメ放映をぐっと我慢。お話がどう進むか分かりませんが、ハッピーエンドを迎えて欲しいなぁ。(あぁ、チープな感想文)