SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

ワタミタクショク、安否確認怠り女性死亡

ワタミの宅食ってご存じでしょうか。
いわゆる高齢化社会に向けたヘルスケアの一環として、社風はともかくとして「なるほどなぁ」と思っていました。自宅に食事を届けるだけではなく届け先の安否も確認するということで、発信機能付きの湯沸かしポットなんかありますが、直に会って顔色がうかがえた方が安心ですもんね。
で、今回の問題はその宅配員が安否確認を怠り、翌日、その家の女性が死亡してしまっていたということ。前日に通報していたら、もしかしたら助かったかもしれないのに、その責務を怠った事は重大な問題だと思うわけです。
そもそもワタミタクショクが雇っていた従業員に安否確認に関する教育などを行っていなかったという、本当なら詐欺に問われそうなひどい状況だったようです……。
現時点でも、サイトに以下の記載がありますね。

・安否確認サービスを無料でご利用いただけます。
 ご希望により「まごころスタッフ」が毎日のお届けの際にお客さまのご様子を確認するサービスを行っています。異変があった場合は速やかにご指定のご家族や医療機関などに連絡いたします。
 ※ご利用を希望されるお客さまは、事前に担当の「まごころスタッフ」へお申込ください。

独り暮らしだった横浜市港南区の女性=当時(72)=が昨年8月死亡したのは、外食大手ワタミの宅食事業子会社「ワタミタクショク」(東京都大田区)の弁当宅配員が女性の安否確認を怠ったためだとして、長男の自営業男性(51)が26日、同社と吉田光宏社長、女性宅配員とワタミ創業者の渡辺美樹参院議員を相手取り、2200万円の慰謝料を求める訴訟を横浜地裁に起こした。