なぜ飛行場に監視カメラはないのだろう
昨日、サンフランシスコ国際空港にアシアナ航空のボーイング777機が着陸アプローチに失敗して炎上、２名が死亡してしまった事故がありました。
お仕事で海外と言えば、ほぼ成田(NRT)からサンフランシスコ(SFO)、そして飛行機もB777か(またはB747)だったりするのでこれはもう人ごとではないといいますか、確率論的にはありなんだなと思わされる事故でした。
で、最近よく飛行機の事故をドキュメントにした番組をよく観ているというネタを書いたかと思いますが、こういう事故の調査にはまず「フライトレコーダー」の記録、それから目撃証言、たまたま撮影されたビデオなんかが調査に使われるわけです。
B787についても未だにエンジン不調やなんらかのトラブルなどで不穏な感じですが、そこでＳＡＴＯＸが思うのは、飛行場に監視カメラはないのか、というお話。
飛行機の事故は離陸時、または着陸時に最も多いとされており、そこは空港。
どうしてそんな事故が起こりやすい空港に、なぜ監視カメラが常設されていないのかが分かりません。もしかしたらカメラなんかばんばん設置してあるけど、公開されないものなんでしょうか。
【ニューヨーク＝黒沢潤】米カリフォルニア州サンフランシスコ国際空港で６日午前１１時半（日本時間７日午前３時半）ごろ、韓国ソウル発サンフランシスコ行きのアシアナ航空２１４便ボーイング７７７型旅客機（乗客２９１人、乗員１６人）が着陸に失敗し、炎上した。
SFOでの事故映像は既に着陸して黒煙を上げている状況というものしかありません。
空港に行き来する飛行機の映像を記録していれば、着陸時に何があったのかが良く分かると思うのですけれども……。
ある記事によると、パイロットは手動操作で着陸アプローチを取っており、バンク角が少し多すぎて失速したのではないかということです。
カメラ１つが着陸を捉えていれば、もう少し何か分かったと思うんだよなぁ。
■新千歳空港様 - デジタルメディア設備、監視・防犯カメラ設備 | 導入事例 | ソリューションPRESS | ビジネスソリューション | Panasonic
パナソニックが成田空港の監視カメラを納入しているようですが、設備内向けですよね。なにか滑走路や飛行機を監視カメラで撮影してはいけないなにかがあるんでしょうか。(航空会社、飛行機メーカーの利権とか……)どうでも良いと思いますが、以下ＳＡＴＯＸのＳＦＯネタです。
