SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

HTTP/2.0策定開始

HTTP 1.1が策定されてから13年近く経っているわけですが、さらなる効率化や高機能化に向けてHTTP 2.0の作成が開始されたとのことです。
ベースとなっているのはGoogleが提唱したSPDY=スピーディというプロトコルで、1コネクションに対して複数のリクエストができることや、リクエスト優先度の設定、冗長はHTTPヘッダの簡略化、ヘッダ圧縮の強制、、サーバ側からのデータ送信などが可能になるとのことです。
これまで通り、TCP/IPがベースとなり、SSLを基底として今回の策定レイヤを挟み、フロントエンドはHTTPになります。
条件によるとは思いますが、20%〜50%の高速化が望めるそうです。WWWを取り巻くサーバ全体の負荷も減るし、普及が進めば良いですね。
http://www.chromium.org/spdy/spdy-whitepaper

国際標準化団体IETF(Internet Engineering Task Force)の作業部会は10月2日、HTTPの次世代版となる「HTTP/2.0」の標準策定に向けた作業が正式にスタートしたと発表した。

また、これとは別にセキュアな接続を自動で行う「HTTP Strict Transport Security(HSTS)」という仕様が標準化に一歩前進したとのこと。この仕様は既にFirefoxでは対応しているそうです。
最近、HTTPのGETとかPOSTとかやって遊んでいますが、パケットを覗いてみると冗長な情報だらけです。また、Twitterの仕様変更でいろいろ画策していますが、Streaming APIなどで取得できるデータは無駄だらけです。
どれくらい無駄かというと、ツイート1回に対して、Twitteに指定してる背景色や画像URL、紹介文など全部入ってるんです。通信リソース的にはもったいないですよね。