BlackBerryのRIM、赤字上乗せ
BlackBerryでおなじみのRIMが2012年Q1の決算について、予想以上の赤字になったと発表したんだそうな。
昨年同時期の端末の販売台数は30%減の約78万台であった他、タブレットの売り上げが響いているようです。
シェアトップのAndroidやiPhoneが台頭してきているのは火を見るよりも明らかで、そもそもビジネス向けに流行した端末ですから、あえて今BlackBerryを選ぶという状況ではなくなってしまっているかと思います。
……と思うもののアナリストの予想ではBlackBerryのシェアは緩やかに減少するものの、ほとんど変わらないシェアのまま数年はシェアを保つんだそうです。
ちなみに、2012年のBlackBerryのシェアは6%で2016年の予想は5.9%。
アナリストの予想も含めて売上高などをまとめました。
売上高 | 28億1400万ドル | 43%減 |
純損益 | 5億1800万ドル | 1億2500万ドルの赤字 |
予想売上高 | 30億7000万ドル | 差額-2億5600万ドル |
また、タイミングの悪いことに年末のホリデーシーズンにリリース予定であった時期OS BlackBerry10のリリースが来年にずれ込むんだそうで、ますます他の端末にシェアが奪われるピンチなんだって。
BlackBerryを手掛けるカナダのResearch In Motion(RIM)が6月28日(現地時間)に発表した2012年第1四半期(2012年3月?5月)決算は、売上高が前年同期比43%減の28億1400万ドル、純損益は5億1800万ドル(1株当たり99セント)の赤字だった。前期(1億2500万ドルの赤字)に続いて2期連続の赤字になった。
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