SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

H-IIAの打ち上げ能力を2倍に

失敗なしで打ち上げが順調な国産ロケットH-IIAですけども、さらに国際競争力を高めるために打ち上げ能力を約2倍にする計画があるんだそうな。
この記事からではいまいち正確な情報が分かりませんが、3段目のエンジンであるLE-5Bを長く燃焼させることで打ち上げる衛星の重さを2.2トンから4.6トンになるんだそうです。
これにより、衛星自身の推進能力が低くてよいため、より寿命の長い衛星を打ち上げることが出来るようになるんだって。
また、ロケット分離機構も火薬を使わない物に変更するそうで、分離時に衛星に掛かる負担がずいぶん減るようになるとのことです。
この記事では良く分かりませんが、新しい2段目エンジンを開発すると言う事なのか、前兆を伸ばすものなのか、ちょっと良く分かりませんね。

宇宙航空研究開発機構JAXA)は9日、国産主力ロケット「H2A」の改良計画の詳細を発表した。2段目のエンジンを今より長い時間使い、約2倍の大きさの静止衛星を打ち上げられるようにする。通信衛星放送衛星は大型化が進んでおり、ロケットを大型衛星に対応させて商業面での競争力を高める。

H-IIAでも3段階のエンジンを搭載して打ち上げ能力を高めたタイプの開発が予定されていましたが、コスト削減のためにバラエティを絞って開発をしてたんですよね。
余談ですが、海外受注初の打ち上げとなるのは韓国の衛星。水循環変動観測衛星「しずく」と一緒に打ち上げられるそうです。