読み書き125MB/sのXQDメモリカード商品化
これまでいろいろと高速読み書きが出来るメモリカードが登場してきましたが、それらの記録を塗り替える高速なメモリカードが登場する事になります。
XQDの保証速度は125MB/s。1秒で125MBのデータが書き込める事になります。通常、読み込みの方が早いのですが、読み込みの速度はちょっと判りませんでした。
ちなみに、巷にある高速メモリーカードを比較してみます。
メモリーカード | 書き込み速度 |
---|---|
XQDメモリカード | 125MB/s |
メモリースティック PRO-HG | 50MB/s |
SDHC Class10 | 10MB/s |
SDHC/SDXC UHS-I | 95MB/s |
SDXC UHS-II(未商品化) | 最大312MB/s |
CFカード 350倍速 | 47MB/s |
CFカード UDMA7 667倍速 | 100MB/s |
CFカード 888倍速 | 最大133MB/s |
SxS PRO 64GB | 150MB/s |
P2 | 150MB/s |
UFS(未商品化) | 300MB/s |
XQDメモリカードはソニー、サンディスク、ニコンの共同開発で、CES2012で発表されるニコンD4が対応しているとの事。
XQDを使う事で秒間最大100コマのRAW撮影が出来るんだそうな。
ソニーは1月6日、次世代メモリカード「XQDメモリカード」を業界で初めて商品化し、2月15日に発売すると発表した。同カードはソニーとニコン、米SanDiskが提案した新規格で、高速性が特徴。
CFカードでも100MB/s速度のものがあるので、新しい規格で互換性のないXQDメモリカードが今後普及して安定供給(将来、市場から姿を消すかも)していけるかどうかはちょっと怪しいと思います。
そのためか、D4はCFスロットも備えており、完全にXQD移行とはいかなかったと言えるかと思います。
UFS(Universal Flash Storage)ってどうなったんだろう……。