SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

27企業2011上半期業績一覧

なかなか面白い記事があったのでご紹介。
27ゲーム関連企業のここ数年の業績がグラフ化された記事が紹介されています。
グラフを作り直そうかとも思ったのですが、結構数があるので断念。元記事が消されない事を祈りましょう。

今週になってようやくゲーム業界各社の2011年度上半期の決算が出揃った。さっそく,まとめて紹介してみたい。
 ここでは,2011年7月1日から始まる四半期を最新のものとし,四半期ごとの決算結果を遡ってグラフで示している(順不同)。

2期連続の純利赤字。
経年的に見れば緩やかに売り上げは下降気味。
Wii Uも株主を満足させるスペックではなく、主力の3DSタイトルも不足しているが「モンスターハンター3G」や「マリオカート7」などでどれくらい回復できるがキモですね。売り上げは緩やかに下降しているが、ほぼ横ばい。
PS VitaはPSPの置き換えとして何処まで普及するかがキモ。

純利益が緩やかに上昇。
日本ではどうか判りませんが、Kinectの好調ぶりが貢献しているそうです。
あと2年くらい引っ張れそうだけど、次世代機もそろそろ投入して入れ替えたいところですね。

かなりいろいろ工夫している企業ですが、それが功を奏し赤字を脱出。
グループ全社的にも上り調子であるように見えます。

浮き沈みの激しい経営状況もそのぶれ幅は少しずつ収まってきているようです。
それでも厳しい状況である事は間違いなく、海外向けが足を引っ張っている模様です。
せっかく良いコンテンツを保ってるのに、生かせていないというのが個人的に残念。

予測よりも好調な足踏みで堅調な推移。
影響範囲はまだ少ないものの、モバイル系の売り上げが好調でCSの売り上げの減少をモバイルの好調な売り上げがカバーしているそうです。

なかなか堅い推移。
それでもCS関連が落ち込んでおり、ソーシャルゲームがその売り上げを支える形に推移している模様。
大型タイトルがだんだん少なくなって行っているのが個人的には残念。

こちらも浮き沈みのある推移。
モバイル事業の伸びが大きいようで、1/3の利益を支えているようです。
ソフトウェア的にはシリーズものが多く、ユーザに飽きが来ているんじゃないかという点で新作を所望。

一時は絶望的だった大赤字も復活傾向。
ソーシャルやスマートフォン向けのゲームが堅実に利益を増やしているようです。
安定感のあったゲームクオリティに不安を残しているのが心配です。

規模は小さいながら、新作タイトルで大幅に利益を上げているようです。
空白期間を穴埋めする新作タイトルが待ち望まれます。

マーベラスAQインタラクティブの決算を合算したグラフだそうですが、ファルコムと酷似しる……と思ったら日本ファルコムの図じゃないか。
記事のリンクが間違ってます。

8ヶ月以上タイトルが出ておらず、不穏な感じがしています。
ユークスソーシャルゲームに力を入れていくとの事。

なかなか近年好調の推移。
ディスガイア4の北米版の売り上げが好調だったようです。
個人的にはそろそろ新作が……とも思いましたが、あの新作は失敗だったんですよね。
 
(中略)
 ここまで順調に利益を伸ばしてきましたが、ここへ来て昨年の純利益額にとどまる減少を見せました。
グリーと比べると判りますが、純利益率は明らかにDeNAの方が少ないんですね。そのうちグリーに追い越されそうです。

グリー
好調な利益増加率を見せるグリー。
個人的には、いつまでシンプルで同じようなゲームをユーザがやり続けている事に気づくかという点。
もちろん、いろいろなジャンルのゲームを投入してくるとは思いますが、一方、ユーザが投資に関して頭が働くようになってくるのがいつか、という点になるかと思いまう。

純利益は緩やかに下降しているもの、赤字は出していないミクシィ
あまりユーザの気持ちを考えていない規定の相次ぐ変更などがユーザの気持ちを揺るがしてます。
 
CSゲーム業界は緩やかなユーザ減少が進んでいる事は間違いなく、今どきはソーシャルやスマートフォンアプリなど多角化を仕掛けておかないと、生き残りは難しくなっていくかと思います。
一方、ソーシャルやスマートフォンアプリの利益率は低く、かなりの数を打たないといけない事から、今後の成長という意味では恒久的に安定という事はなく、一時的なものになるんじゃないかなぁと思います。