歯を作り出す実験に成功

歯のタネがあれば歯を作り出せるという研究発表が以前あったのですが、その歯の作成にマウスを使った実験で成功したんだそうな。
歯のタネは歯胚というそうなんですが、これは細胞を組み合わせて作り出したもの。これをマウスの体内に埋め込んで培養させることで「歯」の機能を持った物質になったとのこと。
この「歯」をマウスの歯茎に移植したところ、拒否反応は起こさずなじみ、通常の歯のように神経も通って正常に機能する事がわかったんだって。
サメなんかは歯が抜けても次から次へと生えますが、人間は乳歯と大人の歯が抜けてしまうともう生えてきません。（３回生える人もいるそうです）
この研究がヒトにも適用されれば、入れ歯に変わる本物の歯の再生が可能になるかもしれませんね。

歯のタネから成熟した歯を作り出し、移植した口の中でも正常に機能させることに、東京理科大の辻孝教授と大島正充助教らのチームがマウスを使って成功した。１３日の米科学誌プロスワン（電子版）に発表した。

余談ですが、先日行った歯医者さんには幻滅。
２本の歯の詰め物が欠けて治療しに行ったのですが、１本の歯しか治療せず助手さんに指摘されてるし、２回に分けて歯石取りをすると言ったのに、１回目終了時に今日で終了ですよね？と聞かれる始末。稚拙な文章であまりうまく伝わっていないかもしれませんが、あまり「患者のことを真剣に考えていない」といった感じがうかがえる感じなんです。
以前、世話になったよしみでちょっと遠いのに通っていたんですが、もう別の歯科医に行こうかと考えてます。
まぁお医者さんも忙しいんでしょうけど、患者にも選ぶ権利はありますよね。