SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

無限容量のハードディスク登場!?

九州工業大学とロシアのウラル州立大学の教授が新しいハードディスクの記録方式を発見したんだそうな。
日経さんの記事を読んでも「容量無限」といっているところが正直よくわからないのですが、電子が回転することにより磁力が発生する現象を利用しているそうですが、簡単に言うと0/1だった記録の最小単位が、多段階になるんだそうな。
SATOXが勝手に例を挙げさせてもらうのなら、例えば、現在は8ビットで数字の0〜255を表現していますが、仮に1ビットの記録密度で0〜255を表現することができるとすると、8ビットが64ビット。つまり、数字で0〜18,446,744,073,709,551,616が表現できるようになります。
すごそうでしょ(笑)。
でも、いちコンピュータプログラマから言わせてもらえば、無限なんてあるわけがないので、ちょっと違和感を覚えてしまうのでありました。

九州工業大学の岸根順一郎准教授は、ハードディスクドライブ(HDD)など磁気記録媒体の情報量を無限大に増やせる可能性がある新しい物理現象を発見した。現在の記録媒体は「1」「0」という2種類の信号(ビット)で情報を蓄えるが、複数種類の信号で記録できるようになる。早期の実用化を目指す。

しかしまぁ記録媒体の容量はがんがん増えてきていますね。
昔、1TBなんて容量があっても、保存するデータがありませんでしたが、大きな写真データや動画のファイル化が当たり前となり、需要もどかんと増えるようになりました。
容量ががんがん増えるのはそれはそれでうれしいですが、書き込み・読み込みスピードがネックになってきます。そちらの方面もUSB3.0の登場など、需要にあった技術が登場していますよね。
10年後とか、どうなってるんでしょ。