SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

「日本版Softonic」登場

いろんなアプリを探しているとたまに目にする「Softonic」ですけども、この度日本でもサービスが開始されました。
……なんて書いてみましたが、実はSATOXが作った「Pochitter!」にも「サービスを開始するけども載せていいですか?」というお話がありましたので、実は知っていました。
Softonicはアプリのレビューなどを掲載し、ダウンロードはもちろんランキングなどもあるサービスです。一般ユーザに評価を任せるのではなく、Softonicの担当者が評価を付けているのが大きな特徴と言えるかと思います。


http://www.softonic.jp/ (日本版)
http://www.softonic.com/ (スペイン版)

Pochitter!ももう掲載されてますね。評価は9/10♪
http://pochitter.softonic.jp/ (Pochitter!)
現在、WindowsiPhoneAndroid、ケータイ向けのアプリが紹介されているのですが、今後はMacアプリやWindows Phone向けのアプリが掲載されるそうです。
一応、コンペティターとしては「窓の杜」や「ベクター」などがありますが、Softonicは新しい勢力となりそうです。

ソフトニックは12月9日、ワールドワイドで展開するソフトウェアダウンロードサイト「Softonic」の日本語サイトを立ち上げたと発表した。日本法人の社員による紹介/寸評/10段階評価が掲載されている点が大きな特徴で、すでに約1000本のソフトウェアが取り上げられているという。

以下、余談。
これまで、Windowsのアプリは野放し状態でいわゆる野良アプリは自分でホームページなんかを作ってそこで公開していました。これらのアプリを登録する場として儲けられて成功したのが窓の杜ベクターです。これらのサイトの立ち上げにより、一定以上のアプリの品質が保証されることにより一般利用者にとってもメリットが生まれました。
そしてそのベクトルでかなり囲い込みを行ったのがアップルがiPhoneアプリの公開の場とした「App Store」。これまでアプリが開発できなかったiPodiPhoneに開発環境を公開し、アプリはアップルが検閲した上のみ公開を許し、そこでしかダウンロードできないというかなり閉鎖的なプラットフォームを提供し始めました。この試みにより、粗悪なアプリが存在しないある一定以上の品質を保ったアプリが揃う状況になりました。これはデバイス自身の価値を高め瑠事に繋がったと言えるかと思います。マイクロソフトWindows Phoneで全く同じ環境を模倣しようとしていることからもその方法の良さは明らかです。
一方、アップルやそのキャリアが不利益になる自由なアプリの公開は一切出来ないという、一般ユーザにとってのデメリットもあります。
それと対極的にあるのがAndroid。アップルのようにアプリ提供の場を持ちながら、アプリの品質は一切チェックせずに公開できる自由な環境です(あまりにも問題の場合は後で削除されるそうです)。
OSバージョンや端末構成すら自由なため、環境によっては起動すらしないアプリなどが往々にして存在する混沌とした状況であると言えます。そんな自由なAndroid環境では「アプリ提供の場」を立ち上げることも自由で、ベクターやドコモやau(KDDI)などが独自にアプリ提供の場を立ち上げており、一般ユーザからすると一定の品質を保ったアプリを選択できる場と言えるかもしれません。それにしても、かなり自由な環境であるため、何らかの導線がないと「誰でも使える環境」ではない気もしますね。