SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

フェラーリのバーコードはサブリミナル!?

ちょっと前の記事ですが、フェラーリのF1マシンに描かれているバーコードのような模様はサブリミナル効果のあるたばこ広告ではないかと言うことを訴えているんだそうな。
 
なにをいまさら……。
 

一流の医師らは、フェラーリF1マシンの「サブリミナル」タバコ広告と、マルボロのメーカーとフェラーリとの10億ドル(939億円*)の契約について、即刻調査をするよう政府に求めている。

このバーコードはF1でもたばこ広告が可能だった時代、それでも国によってはたばこ広告が禁止であることがあり、そのときこのバーコードデザインになっていました。
このデザインを貼るためにマルボロのメーカ(フィリップモリス)は10億ドル支払っており、意味がないわけはありませんよね。
以下、昨年の鈴鹿で撮ってきたフェラーリ


さて、サブリミナル効果についての定義を調べてみると。

サブリミナル効果(-こうか)は潜在意識、意識と潜在意識の境界領域に刺激を与える事で表れるとされる効果。

実際にMarllboroと書いていないのにそれを連想させるのは正にサブリミナル効果なんじゃないでしょうかねぇ。
フェラーリも公式見解を出しており、「フィリップモリスとは提携しているが、マシンの車体にブランドイメージは描かれていないし、FIAもマシンデザインを認可している」とのこと。

マラネッロ、4 月 29 日 ? ここ数週間に渡り、フェラーリフィリップモリスとのパートナーシップに関して指摘されている法律上の問題は、フェラーリの F1 マシンの車体に描かれているバーコードがマールボロのロゴを連想させる、そして我々フェラーリの代名詞である赤のカラーリングが、タバコ広告を想像させるものという 2 つの観点から生まれたものでした。

う〜ん、じゃああのバーコードはなんなんでしょうね。
よく考えてみると、2005年辺りからたばこ広告が禁止になり人類的にはその方がいいと思うのですが、F1界にとっては資金難という問題に直面しており、皮肉ながら「たばこメーカの撤退」が大きく財政状況に響いているのではないかと思います。
ホンダやトヨタもたばこメーカの支援があれば、もしかしたら存続していたかもしれません。