SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

風船何個で家は飛ぶ?

某カールおじさん……ではなくカールじいさんの空飛ぶ家にちなんで、風船何個で家が飛ぶのかという実験が千葉県の小学校で行われたそうです。
ガス会社が協力してヘリウムガスを提供。家の模型に風船を取り付けて飛ばしたんだそうな。
660グラムの家の模型は風船245個で浮上したんだって。
実際の家の重さは記事の例では約40トン。
15,000,000個の風船があれば浮上できるという計算です。
いや、その数を物理的に家を支える釣り方自身がなさそうです(笑)。

 風船何個で家が飛ぶの? そんな実験が28日、千葉県柏市立花野井小学校で行われた。映画「カールじいさんの空飛ぶ家」にヒントを得た。

ちなみに、昔、風船おじさんという方がいらっしゃいまして……。 ヒノキ風呂に風船を取り付けた「ファンタジー号」に乗って大空へ旅立ったものの、行方不明となってしまいました。
直径6m/3mの風船を6個/20個つけて飛んだんだそうですが、上空は零下でありゴムはすぐに劣化するし、そもそもガスが浸透して抜けてしまうため、残念ながらずっと飛んでいられることはできないわけです。アメリカ大陸まで偏西風に乗ってジェット機が飛んだとしても8時間。風だけだとどれくらい掛かるのでしょうか。また、太平洋戦争時代に風船爆弾というものがアメリカに向かって飛ばされましたが、届いたのは1/10程度だったようです。
風船のおじさんが感化された風船に乗って空を飛ぶ映画があったんだそうですが、「カールじいさんの空飛ぶ家」に感化されて無謀なことをする人が出てきやしないかが心配です。