シャープの次世代液晶技術

シャープが液晶の新技術を投入するんだそうな。
その名も「UV2A」。
これまでのASV液晶だとリブやスリットというものが発光体の周りに配置されており、明るさや応答性に問題を起こしていましたが、これまでの液晶に比べコントラスト比で1.6倍、応答性能は2倍、光の開口率は20％以上高まるんだそうな。

「液晶技術者たちの30年の夢がかなった」――シャープの研究開発本部長で常務執行役員の水嶋 繁光氏は，発表会の壇上で声を高らかに上げた（写真1）。同社は2009年9月16日，液晶パネルに使われる新技術「UV2A」（2はVの乗数，「ユーヴイツーエー」と読む）を発表した。

UV2Aの光配向技術というものは３０年以上も前から研究されている物なんだそうですが、３０年掛けてやっと大量生産可能な技術に進化したんだそうです。
こういった物を研究して各ご家庭まで届けられるような技術を開発する研究者の方には本当に頭の下がる思いです。