SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

任天堂、不正カルテル

任天堂伊藤忠がEU諸国で不正な流通を行い、ゲーム機器の販売価格を不正につり上げており、制裁金を支払うように命じられたんだそうな。
既に2002年にも訴えられており、問題視されています。
任天堂のハードの売り方を見ていると、他の競合に比べ絶妙に出荷数がコントロールされている気がしてなりません。絶妙に足りない状態を維持させて、ユーザの購入意欲を沸かせる感じですかね。いや、そんな事実は全くないのかも知れませんが。
一方、PS3のロンチは最悪で、少ない「欲しい」と思っていたユーザが手に入れられず、大きな機会損失があったと思いますね。

ルクセンブルクの欧州第一審裁判所は、テレビゲーム機器の価格を不当につり上げたとして、任天堂に約1億1924万ユーロ(約155億円)の制裁金を命じた。欧州連合(EU)の欧州委員会競争当局が02年に命じた約1億4912万ユーロからは減額したが、カルテル行為の認定自体は支持した。

任天堂ハードでは任天堂ソフトの売り上げが顕著に見え、サードパーティがいくらソフトを作っても売れないという現象が改善されないまま来ていますが、ハードを牽引している任天堂自身のタイトルが枯渇しており、その元気に陰りが出ています。
一方、今年のGDCでのプレゼン内容も皆をあっと言わせるような発表はなく、タマも撃ち尽くしてしまったという感が否めません。大型タイトルはWiiモンスターハンター3」、DSiドラゴンクエストIX」、WiiDSiの配信タイトルで地味に遊べるという感じかなぁ。



Xbox360PS3はどっちも均衡している感じ。いち早くXbox360で期待のタイトルが発売される傾向があるのですが、それを裏切る形でパワーアップしてPS3で登場するタイトルがありますね。いや主にバンナムですけども。スクエニの「ラストレムナント」はXbox360、「ファイナルファンタジーXIII」はPS3(日本国内)、セガの「戦場のヴァルキリア」、「龍が如く3」、コナミメタルギアソリッド4」なんてのはPS3だけとなっています。カプコンバイオハザード5」「ストリートファイターIV」はXbox360/PS3両方に提供しています。